本日は二の腕脂肪吸引術後の患者さんのご紹介です。
上段:術前です 下段:術後約1ヶ月です。 (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています) 脂肪吸引は約半年かけて完成形に近づいていきます。 もっとしまった感じにこれからもなっていきます。 ★蛍の光★ 今日はほたるの光について一言 ほたるの光といえば卒業式、または終業間際の店内音楽というのが定番になっています。 元は明治時代におけるスコットランド民謡の翻訳唱歌ですが今や日本においてすっかり溶け込んでいる唱歌といえると思います。 その一番、二番の歌詞である ほたるの光、窓(まど)の雪。 書(ふみ)よむ月日、重ねつつ。 いつしか年も、すぎの戸を、 明けてぞ、けさは、別れゆく。 とまるも行くも、限りとて、 かたみに思う、ちよろずの、 心のはしを、一言(ひとこと)に、 さきくとばかり、歌うなり。 はあまりにも有名な歌詞ですが大東亜戦争終戦後以下の三番、四番がGHQによって教科書から削除されたことは現在あまり知られていません。 筑紫(つくし)のきわみ、みちのおく 海山(うみやま)とおく、へだつとも その真心(まごころ)は、へだてなく ひとつに尽くせ、国のため 千島(ちしま)のおくも、沖縄(おきなわ)も 八洲(やしま)のうちの、守りなり 至らんくにに、いさお しく つとめよ わがせ、つつがなく 全力をかけて戦い破れ、千島はソ連に沖縄は米軍占領下であった当時の日本人としては三番、四番を歌う事は辛かったかもしれません。 文部省は時代の趨勢によってこの四番を色々変えてきました。 例えば 日清戦争による台湾割譲後には 千島の奥も 台湾も 八島の内の 守りなり 日露戦争後には 台湾の果ても 樺太も 八島の内の 守りなり などと・・ そこで現代版として国際司法裁判所の前に出ることもなく現在も公然と不法占有を続けているロシアと韓国に対し日本人はこのことを記憶にとどめるためにも 4番替え歌 千島(ちしま)のおくも、竹島(たけしま) も 八洲(やしま)のうちの、守りなり 至らんくにに、いさお しく つとめよ わがせ、つつがなく を歌って欲しいと思います。 今の文科省にそんな替え歌を広める度胸も度量もない事は百も承知ですが・・・。 ロシアも韓国も法治国家としての自負があるのなら国際司法裁判の裁きをうけるぐらいの度量をもって欲しいのが私の願いです。 ロシアは最近極右青年による外国人殺人事件が相次ぎその多くが無罪もしくは軽微な刑によって処されていると報道されています。 韓国は2年前の3月2日に親日・反民族行為真相糾明に関する特別法を成立させるなどおおよそ我々の法治国家の概念とかけ離れた法のあり方をもっている国々が隣国であるということは大変なことですが粘り強く対話をつづけ国際法を遵守できる大人の国々の関係になってほしいと願っています。 #
by shirayuribeauty
| 2006-10-31 23:29
| 美容外科
今日は目頭切開をご紹介します。
写真は患者様の快諾を得て供覧しています。 上段:術前 下段:術後 目頭切開の方法としては様々な方法があります。 術式は患者さんの現在の目の形態とどのような目頭になりたいかによって選択が異なります。 今回の症例の患者さんは小さなZ形成術を目頭部分に行っています。 ちょっとだけの変化を得たいときには小さなZ形成術は傷も目立たず良い適応です。 本日ある病院で麻酔医として仕事中に面白い事がありました。 腹腔鏡下胆嚢摘出術の麻酔をかけたのですが麻酔をかけ終わってもなかなか外科医が現れませんでした。 本来予定していた時刻にあるべきな手術の刺激がなかったので血圧が下がってきて私はそれを気にして昇圧剤の準備をしていました。現れた外科の先生は女医さんで私に「もうちょっと下がりますか?」と聞きます。 外科医は術野の出血を嫌うので麻酔医になるべく血がでないように低血圧麻酔を依頼することがままあります。 私は「いや、いま下がりすぎなので上げてます」と返事をしました。 するとちょっと困った顔をして「でももう少しさげて頂きたいんですけど・・・」と言います。 これ以上血圧を下げると正直危険と判断した私は内心(この女医さん無茶いうなぁ・・ 困るんだよなぁ術野の事しか考えないこういう外科医・・・)と思って彼女の顔をマジマジとみるとふと小さなその体がベットの高さに合っていない事に気がつきました。 そう 彼女は私にベットを下げて欲しいと頼んでいたのです。 目的語がなかったためお互いとんちんかんな会話をしていたわけです。 先日 邦画は日本人の阿吽の会話が好きと書きつつ自分は阿吽の会話ができていませんでした。 反省しきりです。 #
by shirayuribeauty
| 2006-10-30 22:22
| 美容外科
今日はウェストの腕脂肪吸引の症例の紹介です。
脂肪吸引はライフクリニックの勝間田先生が1983年 フランスから脂肪吸引器を日本で始めて輸入し、当時勤務していた十仁病院にて脂肪吸引を始めたのが日本での脂肪吸引の曙となっています。 今回ご紹介する患者さんはウェスト部分の脂肪吸引をされました。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。) ウェストラインがよりキュッと締まりました。 本日はハロウィンのお菓子の差し入れをいただきました。 横にちっちゃなボタンがついていて押すとお菓子が一個でてくる造りになっているようです。せっかくなので患者さんみんなが楽しめるように待合に置かさせて頂きました。 そして名古屋コーチンパイも頂きました。 名古屋の味噌煮込みうどんやういろう等名古屋の味覚は大好きなのですがコーチンパイは初めてでした。おいしく頂きました。 ありがとうございました。 今日は午後に長時間の手術が入っていたのですがご遠方からいらっしゃる予定の患者さんが体調がすぐれないとのことでキャンセルになりました。 早く体調がよくなりますように! せっかく時間ができたのでずっと見たかった「出口のない海」を空いた時間を使って観にいきました。上映が11月2日までだったの観れないだろうとあきらめかけていたので嬉しかったです。(体調が悪くてキャンセルされた患者さんには不謹慎で申し訳ありません。) 邦画においては日本人の阿吽の会話の呼吸のリズムが好きな自分にとって登場人物達の会話の流れがややバタ臭い印象を受けましたが、今の日本が先人達の血と汗と涙のおかげであることを再認識させてくれました。 日々の業務で忙殺されがちですが決して先人達への感謝の念を忘れず生活していきたいと思います。 #
by shirayuribeauty
| 2006-10-29 23:06
| 美容外科
昨日、今日と奈良県で開催された第33回日本マイクロサージャリー学会に行ってきました。
マイクロサージャリーとは顕微鏡下に行う手術であり、学会の前身である研究会第1回は32年前に奈良県立医科大学整形外科の玉井先生が会長として開催されました。 その後代々整形外科と形成外科の教授が交代で会長を務めている整形外科と形成外科のhybridな学会です。 学会の講演で特に盛況だったのはマスコミにおいても有名な公仁会大和成和病院心臓病センターの心臓外科医である南淵 明宏先生の「手術のうまい下手」という講演でした。 大学病院の教授らが多数参加している学会上のおいて「日本の医療制度の諸悪の根源は大学病院の研究至上主義および権威主義。 日本の医療の発展のために大学病院は明日からでも医療行為を即刻停止していただきたい。 現在の専門医制度は外科医としての能力を示す制度では全くないのだから意味なし。教授達よ 現場の第一線の臨床医をなめるな! 」 との内容の講演は聞いているほうにはあまりにもスリリングでした。 もちろんそのような過激な表現は南淵先生なりのレトリックでありましょう。 しかし南淵先生のいわんとしていることはよくわかります。 日本の医師社会は学術?活動に重きを置き実際に歴然と存在する外科医の手術の巧拙は事実上無視されてきました。 彼は心臓外科領域における手術技能の可視化、概念化、評価の方法を工夫し若手医師の養成のためコンテスト形式のチャレンジャーズライブ(実際その場で縫合等をして技巧を競い合う会)を開催するなど真の手術技能の向上を目指す医師達と積極的な活動をしています。 美容外科領域ではそのような事は夢のまた夢でしょうか・・・ マイクロサージャリー学会では整形外科や形成外科が科の枠組みを超えて活発な発表、議論、技術講習会等行っているのに対し美容外科学会では形成系と十仁系にわかれてしかも学会の参加は許可制(自分達にとって都合が悪いと判断する医師は入場させない)をとっており技術講習会などもありません。 また美容外科手術は癌に対する手術や心臓外科の手術のように死亡率等の数字で評価ができません。 数字で評価するとしたら唯一数字化されている「売り上げ」で評価されてしまうことになります。 そこが美容外科界の問題の根っこがあると思います。 現在の美容外科において売り上げは技術力とはあまり相関関係はありません。 もちろんそう(売り上げ≒技術力)主張する先生もおられるでしょうが私はそうは思いません。 えてして技術がある職人肌の先生は宣伝を「品がない」としたがりません。 しかし美容外科は商業ベースであることを割り切っている先生は儲けたもん勝ちと考えていますからバンバン広告をします(医療法では広告は禁止されていますから隅っこに小さく「取材」とか「ビデオパッケージ説明文」とか書かれいます) 個人的には「巧言令色鮮し仁」ではないかと思いますが患者さんがいて色々ニーズを言われてこそ技術もそれにあわせて精錬されていくので一概に患者さんに目をとめてもらうようにすることを全て否定するわけにもいきません。 奈良は公園に鹿がたくさんいてのどかな雰囲気でとても良かったです。 今回は時間がなく春日大社にいけなかったのが残念でした。 今度奈良に行くときは春日大社にお参りしたいと思います。 #
by shirayuribeauty
| 2006-10-28 23:45
| 美容外科
以前たれ目形成をされた患者さんとしてご紹介した患者さんが術後三週間後検診にいらしたのでご紹介します。
上段:術前 中断:術後一週間 下段:術後三週間 大変満足されているそうですができればカラーコンタクトをつけて(第三週目の写真はカラーコンタクトを装着しています)いる状態で黒目の下の白眼部分がでるぐらいに下眼瞼を下げたいとのご要望がでました。 女性の美しくなりたい欲求は底果てないのかも知れません。 これにどこまで応えることができるかが美容外科医の力量といえるでしょうが医学的に患者さんに不利益が及ぶようであれば止めるのも医師の務めです。判断にしばしば悩む所です。 今回は熟慮していただいてそれでもやはり御希望であれば御希望にお応えしたいと思います。 #
by shirayuribeauty
| 2006-10-27 02:08
| 美容外科
|
タグ
鼻(918)
輪郭(774) 若返り(575) 目(556) 脂肪(446) 乳房・乳輪・乳首(405) 婦人科・肛門(247) 美容形成外科後遺症(221) 歯・ガミー・口唇・口角(212) 四肢・尻・脇(174) 額・頭蓋(147) 人中(125) 日本・小話(97) 耳(75) 博士先生(58) 美肌・脱毛・アートメイク(54) へそ・えくぼ(49) バッカル(48) 植毛(まつげ・他)・脱毛・育毛(36) 性同一性障害(33) のど仏・首(5) 手(4) はるか先生(4) ヒアルロン酸(1) カテゴリ
以前の記事
2024年 12月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 01月 フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||