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脂肪注入豊胸術後1週間
今日は脂肪注入豊胸の術後レポートです。

患者さんは先月末に2回目の脂肪注入豊胸をお受けになられて今日は術後一週間後のf/u(経過観察)で御来院されました。

数ヶ月前に行った1回目の脂肪注入豊胸で特にしこり等の問題が生じなかったため2回目をお受けになられました。

上段:初回術前 、中段:第一回脂肪注入術後約4ヶ月、 下段:第2回術後1週間
(写真は患者様の快諾を得て供覧しています)
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 一回あたりいれる脂肪注入量はしこりや石灰化の合併症の可能性をなるべく低くするため片方200ccまでにしています。 定着率(2割~4割程度といわれています)を考えると御希望のサイズになるまで何回かにわけて手術を行う事になります。 今回はグッとボリュームもUPしきれいな形になっています。 このままたくさん定着することを願っています。


今日は顔面の脂肪吸引をされた方にお約束した脂肪のUPです。脂肪を無駄なく再利用したいとの御希望だったので御希望の某部位に再注入しました。 たくさん定着しますように!
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# by shirayuribeauty | 2006-10-06 22:17 | 美容外科
陰徳
心に染み入る先生

中学三年生に漢文の授業で深津先生という先生に教わりました。 ずいぶんと年配風な先生で自分の祖父に似ていた風貌をもったこの先生の授業はずいぶん好意的に聞いていた記憶があります。 あとにも先にも私の人生において最も意味のあった授業はこの深津先生の授業でした。 「人間万事塞翁が馬」「伯夷・叔斉 首陽山に死す」「朝三暮四」等 ずいぶんと人生に対する叡智を学ばせてもらったと思います。 当時は暗唱できた漢詩も今やすっかり忘却の彼方ですが意味はしっかりと覚えているつもりです!?

さてそんな深津先生のことですが最初は「偉そうな講釈たれる先生だけど所詮口だけだろ」と大人に対する不審感でいっぱいだった十代の自分は他の教師を見る目と対して変わりありませんでした。そんなある日深津先生が『陰徳』について触れられました。『陰徳』とは人に知られないようにひそかにする善行のことですがそれまでそのような言葉を知らなかった自分は目からうろこが落ちるような衝撃を覚えました。 と 同時に「そんなの口だけでどうにでも言えるよ」とも思っていました。 

ある日の朝 偶然 朝早く学校にきすぎてしまって誰もいない教室からふと裏山を眺めたところおじいさんが裏山を掃除していました。 裏山は生徒が漫画本や紙コップやジュースの缶などをよく捨てるところですが比較的いつもきれいでした。 そう。 実はその深津先生が毎朝 掃除してくれていたのです。   たまたまの偶然かもしれないと思った自分は翌日も早朝学校にいきそっと窓のところにたって外を見てみると7時半ぐらいから深津先生が現れて黙々と掃除をされています。 
その翌日も懲りずに確認するために早朝学校にいきました。 また7時半ぐらいになると深津先生が現れて黙々と掃除をされています。 クラスメートに聞いても誰もそんな事実は知りませんでした。
「偉いよ。 偉すぎるよ・・・」  薄っぺらな大人たちに嫌気がさして反抗期絶頂バリバリだった自分は深津先生にシャッポを脱ぎました。

自分も深津先生に見習って陰徳を積もう! と子供心ながらに思った自分は授業が終わると一人掃除をしてみました。 男子校だった私の学校は荒れ放題で誰も掃除せず教師が「掃除しろ!」といっても「まだ床の木目がみえるじゃーん」とか野次が飛んで誰も掃除しない状況で教室の後ろにはゴミの山ができていました。 何週間かたったある日 放課後遅くに担任の教師がいきなり教室に現れました。 「何やっているんだ???」 教師がいぶかしがるのも無理はありません。
当時札付きのワル扱いされていた自分が独り教室で黙々と掃除をしているのですから・・
「掃除です。」と答えると「最近教室がきれいになったと思っていたが・・??? お、 おまえが・・?・?」 と唖然としています。
恥ずかしくなってしまった自分は以後ぴたりと掃除をやめてしまいました。
図体と態度ばかりでかくて幼かったと今更ながらに思います。

あれからずいぶんと月日が経ちました。 常に深津先生の教えを思い出し陰徳を積むようそれなりに自己を研鑽してきたつもりですがまだまだ深津先生には及びません。

美容外科の分野においても陰徳を心がけて今までやってきましたが患者さんが結果に納得しなければただ単に悪徳になってしまいます。

自分でも因果な分野を選んだなぁと思います。 
でも好きだから選んで良かったと思います。

今日は鼻孔縁挙上の紹介です。【写真は患者様の快諾を得て供覧しています】
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# by shirayuribeauty | 2006-10-05 23:27 | その他
鼻根縮小
鼻根縮小術

今日は3ヶ月前に私が鼻尖縮小術を施術した方の鼻根縮小術の術後2週目の経過報告です。

鼻根縮小術は幅広い鼻根、鼻背を狭くしたい場合に行う手術です。
手術方法については9月24日のブログに記載しています。
左から順に
1.鼻尖術前      2.鼻尖術後3ヶ月 3.鼻根縮小術後1週間 4.術後2週間
鼻根縮小_d0092965_0453945.jpg


鼻全体がすっきりしたのがわかると思います。

それにしても2番目の写真がずいぶん鼻先がおりています。
恐らく私が写真を撮る際の入射角度のせいだと思います。

写真というのはちょっとした角度でずいぶんと違って見えてしまうので注意が必要ですね。
# by shirayuribeauty | 2006-10-04 21:41 | 美容外科
「第31吉進丸」の坂下登船長 帰還! 付録:目の下のたるみ・くま
今年の8月16日に北方領土でわが国の漁船がロシアの警備艇に銃撃を受け盛田光広さんが銃殺され残り3人の乗組員が拿捕された事件は衝撃的でした。
本日坂下船長が無事帰還され本当にご苦労様でしたとねぎらいの言葉をかけたいと思います。

思えばこの北方領土問題は終戦時に端を発しています。「日ソ中立条約」の有効期限内(1946年4月25日失効)の1945年8月9日に攻め入られ終戦時、ソ連の占領した満州、樺太、千島には軍民あわせ約272万6千人の日本人がいましたが、このうち約107万人が終戦後シベリアやソ連各地に送られ強制労働させられたと見られています。  そのうち戦後4年間で約34万人が死亡したといわれています。 かつてそれだけの犠牲者をだしかつ現代でも非武装民間人に死者を出すロシアに憤りを感じます。

シベリア抑留の悲惨さについては帰還者から様々な本がでていますが目でみてわかりやすい展示場として新宿住友ビル31階に平和祈念展示資料館がありお勧めです。

今でも本来のわが国の領土でかつ非武装の漁民が銃殺されるとはとんでもないことです。

わが国は北は択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島、をロシアに日本海においては竹島を韓国に不法占拠されていますがあまり学校教育でこれらの問題に触れないのが不思議です(私がいた学校だけかもしれませんが)。 すくなくともかつてクリニックの採用試験でこれらの島の振りカナをふってもらったところ全正解者がでなかったことやその島の存在すら知らない人達が結構いるのには愕然としました。

留学先でであったロシア人は『剽悍、かつ狡猾』という表現が適切な人が多かったです(偏見かも知れませんが・・でも偏見をもたないように接したつもりです)。
北方領土についても口角に泡を飛ばして自国の正当性を主張してきます。
こちらも負けじとがんばりますが結構他の同胞日本人がにんやり笑って口を閉ざしてしまうのは残念でした。 もちろん日本人的感覚からいえば大人げないといえば大人げないのですが相手はロシア人ですからきちんと主張するところは主張しなければいけません。

学校義務教育も英語教育なんかは「Hello John! 」とかの英語会話教育よりも北方領土や竹島問題について英語教材を用いてみっちり仕込んで将来、国際的な環境に身を投じたときに日本人としてたじろがない教養と知識をつけてくれていたらとしばしば思いました。

国際司法裁判所に上記島々の問題の裁定を訴え出ることができないのが国際社会の法のあり方の難しいところでしょう。しかし政治家や法曹の方々には積極的にこれらの問題にとりくんでいただきたく思います。 

不法占有に対する私個人の日本人としてのささやかな抵抗運動としてずっと前から北方領土に本籍を置いていましたが数年前に諸事情より竹島に移しました。 竹島に本籍をおいている日本人は20数人だそうで日本人の中では少数派の奇人変人な部類に入ってしまうのかもしれません。 こんなことを書いているとバリバリの右翼かと思われるかもしれませんが街宣車等使って大音量を流して威圧的だったり暴力をもちいる極右は嫌いです。
自分の所属している国を愛する事を右翼とレッテル張りする風潮はいかがなものかと思っています。


今日の美容外科小話は目の下のたるみ・くま です。
本日の患者さんは以前に涙袋形成術を顔を吸引して採取した脂肪を注入しておこないました。お顔はすっきりされたとお喜びだったのですが、肝心の移植した脂肪がかなり吸収されてしまった感じがするということで今回再手術としてちょうど目の下のたるみ・くま が気になられているとのことだったのでその原因となる眼窩脂肪を利用して自家組織移植を行いました。 
「第31吉進丸」の坂下登船長 帰還! 付録:目の下のたるみ・くま_d0092965_23544184.jpg


目の下の脂肪は約3個の房状の脂肪の固まりから構成されています。 これらを目の裏(結膜)からレーザーや電気メスで切開し表面の皮膚が均等になるように各々の脂肪を包む膜から取り出します。 目の裏からの手術なので傷は表にでません。 患者さんの満足度が非常に高い手術です。 
今回はこの脂肪を涙袋に移植しました。 きちんと定着しますように!
# by shirayuribeauty | 2006-10-03 23:06 | 美容外科
処女膜
今日は処女膜について書きます。

かつてベストセラーになった西丸 興一先生の「法医学教室の午後」(朝日文庫)の中に「約束」と「美しい業を見た」いう小話があります。 ストーリーは読んでのお楽しみということで割愛させていただきますがそこでのキーワードは「男の純情」と「女性の過去」です。

時々処女膜再生を求めて御来院される方がいらっしゃいますが以前、彼氏との来院で膣縮小まで御希望される方がいらっしゃいました。 不可解な組み合わせなのでなぜそのようなことを御希望されるのか尋ねると「彼に出会う前にレイプされて処女を失ったので元の体にもどりたい」とのことでした。 あまりもの痛々しさにしばし言葉を失いました。 おそらく彼も彼女も悩み苦しみぬいて御来院されたのだと思います。その時はつまるところをお互い気にする処女性が精神的なものである故、彼がすでにあなたの事を愛しているなら肉体を傷つけてまでそこまでの手術をする必要はないのではないかというお話しをしてご納得いただきましたが、その時「法医学教室の午後」の『約束』にでてくる相手にとって重過ぎる男の純愛と『美しい業を見た』にでてくる自らの肉体を傷つけてまでそれに応えようとする女の壮絶なまでの愛の話を思い出しました。

失うことにより生じる悲劇もあれば失えないことにより生じる悲劇もあります。

最近多いご相談ですか先日のご相談も「邪魔な処女膜を取ってほしい」というものでした。
結婚してすでに数年になるけどいまだ痛みのため性交渉ができないとのことです。
時々処女膜が強靭または過敏な方がいらっしゃいます。そのような方々は産婦人科で特に問題ないといわれたり、切開を加えたのだからすでに可能なはずだ、痛いなら自分で拡張訓練するようにと言われて指示に従ってもまったく症状が改善せず悩みぬいた上御来院されるケースが多いです。 
ほとんどの方が処女膜を除去してあげることで入り口付近の痛みからくる性交痛の悩みから開放されます。

切除した処女膜です(写真は患者様のご快諾を得て供覧しています)
中央部分は穴があいて膣腔と外界との交通はありますが破瓜はされていません。
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美容外科は主に外観の容貌を整える科ですが明らかな疾病でなくてもQOL(quality of life :生活の質)の向上に寄与する外科として他科のエアポケットに取り残されている患者さんたちに寄与していくべきだと思います。
# by shirayuribeauty | 2006-10-02 21:20 | 美容外科