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目:眼瞼下垂手術(挙筋短縮術)、たれ目形成術
今日は1月9日。遡る(さかのぼる)事140年前の1867年 に明治天皇が即位し第122代天皇となられた日です。

本日ご紹介の患者さんは小さい頃から目の開きが悪く、まぶたに脂肪が多いのが悩みだったとのことでした。他院にて埋没法を行うも、よりパッチリした目になりたいとのことで私の元へいらっしゃいました。

診察を行うと患者さんのおっしゃるとおり眼瞼の挙上が悪く瞼に脂肪が多くついていました。 患者さんの御希望により眼瞼下垂手術とたれ目形成を行い目を大きくすることとしました。

上段:術前です。
中断:術直後です。
下段:術後一週間抜糸再診時です。
目:眼瞼下垂手術(挙筋短縮術)、たれ目形成術_d0092965_3453349.jpg


挙筋短縮の際に余分な眼窩脂肪およびROOFは切除しています。 たれ目形成は外側法を用いています。 

目がぱっちりとなり喜んでいただけました。
まだまだ腫れていますので幅はもうちょっと狭くなっていきます。
抜糸までの間 お疲れ様でした!
# by shirayuribeauty | 2007-01-09 23:54 | 美容外科
ハイブリッドプロテーゼ
今日は成人の日ですね。
ご成人になられた方おめでとうございます。

今回はハイブリッドプロテーゼの患者さんのご紹介です。

鼻先を全体的にスジを通し下向きにむけたいとのご相談でした。

鼻を高くする方法 としては ヒアルロン酸、自家組織移植、プロテーゼ(L型、I型)
鼻先を下向きにする方法としては 鼻中隔延長術、軟骨移植、L型プロテーゼに自家軟骨を合体させたhybrid prosthesis(ハイブリッド プロテーゼ)留置術 などがあります。

カウンセリングの結果患者さんが選ばれた今回の手術方法はハイブリッドプロテーゼによる鼻先下降でした。

上段:術前です
下段:術後1週間抜糸時です (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
ハイブリッドプロテーゼ_d0092965_3294925.jpg

現時点では良好ですがとにかく心配なのがL型プロテーゼに生じやすい合併症です。
合併症として
1.感染(これはプロテーゼ全般にいえるリスクです)
2.L型プロテーゼの上方移動(鼻先が上向きに移動してくる可能性があります)
3.鼻尖部皮膚のの菲薄化(ひはくか:薄くなる事)
4.L型の脚の部分が鼻柱基部で違和感や痛みを起こす可能性
等のリスクがありこれらが心配です。
しかもこれらの合併症のやっかいなところは数年経て生じる可能性も充分あることです。
これらの合併症が生じた場合はいったんプロテーゼを抜去せざるを得ません。
(4に関してはL型の脚を短くする事で改善することがあります)

いつもL型プロテーゼを入れる場合はこれらの合併症がおこりませんように! と祈りながら手術を行っています。

今回もどうか合併症がおこりませんように!

本日の患者さんにお約束していた目の下の脂肪写真UPです
ハイブリッドプロテーゼ_d0092965_2335101.jpg

このように脂肪がとれました。 
# by shirayuribeauty | 2007-01-08 20:09 | 美容外科
頬骨アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)
今日は頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)の患者さんの症例紹介です。

頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。

この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。

1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。

2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 

3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 


さまざまな術式を経験してきた結果、結論から述べますと一番よい方法は3の方法だと考えます。 なぜなら一番合理的で安全な術法であり手術結果が良いからです。 欠点は勝間田先生が学会発表等行っておらず多くの医師がその術法を知らないためその術式の良い点が知られていない点です。

今回の患者さんは頬骨再構築法(revision method)で行っています。

上段:術前です。
中断:術後1ヶ月です。
下段:術後3ヶ月再診時です。 (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
頬骨アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)_d0092965_2544791.jpg

上段;術前は正面から頬骨の張り出しがわかり、斜め前からの写真においても頬骨がでているため頬骨の下に影ができているのがわかります。
中段: 術後一ヵ月後の再診時ではすでに頬骨の張り出しはありません。 しかしまだ腫れていますのでややぽっちゃりしています。
下段:術後三ヶ月では腫れも引き頬骨の出っ張りもなくなりすっかり子顔になりました。 傷跡もほとんど肉眼ではわからなくなるぐらい綺麗に治癒しています。

よく患者さんに聞かれる質問として「何ミリぐらい削るのですか?」という質問がありますが、個々人で頬骨の出っ張り具合も異なりますしコメカミから頬にかけての輪郭も異なります。従って回答としては「何ミリとか数字を目標にしているのではなく、頬骨のでっぱりがなくなりこめかみから頬にかけてなだらかになるようにします。」とお答えしています。レントゲン上何mm削ったというのは医者の自己満足でありあまり意味がありません。 大切なのは外見上患者さんの希望する子顔にしてさしあげることであり何mm削るということではありません。 頬骨の部分が凹んだり段差になることもなく効果が確実にでるため頬骨再構築法(revision method)は優れた術法だと考えます。

今日はボンジョレーヌーボーを差し入れに頂きました。
頬骨アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)_d0092965_23251860.jpg

ありがとうございます。 お気を遣って頂いて恐縮です。
# by shirayuribeauty | 2007-01-07 23:43 | 美容外科
鼻尖縮小,鼻根縮小術
今日は鼻尖縮小術・鼻根縮小術をお受けになられた方の一週間後抜糸時検診の紹介です。

上段:術前です。
下段:術後一週間です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
鼻尖縮小,鼻根縮小術_d0092965_2532130.jpg


鼻翼軟骨を用いて鼻先が多少下りるように軟骨移植を行っています。
経過は順調です。


本日いただいた差し入れです。

チョコレートをいただきました。
鼻尖縮小,鼻根縮小術_d0092965_22553798.jpg

美味しかったです。ありがとうございました。

ラーメンをいただきました。
鼻尖縮小,鼻根縮小術_d0092965_22555373.jpg

ありがとうございます。 是非作ってみます。

日本各地よりいらしていただいて各地のおみやげをいただけるのは幸甚の至りですが、気を遣っていただいて恐縮です。 どうか気をつかわないでください。
# by shirayuribeauty | 2007-01-06 23:59 | 美容外科
鼻根縮小術
今日は鼻根縮小術の患者さんのご紹介です。

鼻根部の膨らみが気になるとの事で今回この手術をお受けになられました

上段:術前です。
下段:術後10日目本日再診時です。
鼻根縮小術_d0092965_2511346.jpg

綺麗に細くなりました。 順調な経過です。

本日二の腕脂肪吸引された患者さんへのお約束した脂肪UPです。
鼻根縮小術_d0092965_2391092.jpg

圧迫頑張ってください。 きっときれいに細くなります。
# by shirayuribeauty | 2007-01-05 23:05 | 美容外科