今日は1898年に時の米大統領ウィリアム・マッキンリーがハワイの米国領への編入を宣言した日になります。
この日、イオラニ宮殿に掲げられていたハワイ王国国旗が降ろされ、星条旗が揚げられました。この日からハワイは米国の準州として扱われました。 ハワイが50番目の州としてハワイ州が成立して完全に米領土となったのは1959年8月21日になります。 1893年1月16日、アメリカと関連の深い業者らが、さらにアメリカ寄りの政権をうちたてるため、政権の転覆を計画しました。アメリカ海軍艦が首謀者サンフォード・ドール (Sanford B. Dole)(ハワイのパイナップル王ジェームズ・ドールのいとこにあたる。ジュースのドールは日本でも有名) らを保護する名目でホノルルに到着しハワイ王国のリリウオカラニ女王は幽閉状態となりました。1月17日、ドールは臨時政府をうちたて、王政の廃止を宣言した。 時の明治政府は「在留邦人保護」を名目として、2月23日に巡洋艦「浪速」(艦長:東郷平八郎)、28日に「金剛」をホノルル港に入港せしめ、新政権を牽制しました。東郷は新政権との接触を避け、リリウオカラニ元女王にのみ謁見しました。 アメリカ人の樹立した臨時政府が東郷平八郎浪速艦長に対し「政府樹立1周年を祝って礼砲21発を撃つよう」要請しますが東郷はこれを拒否、ホノルル在泊の他の国の軍艦も、日本の軍艦「浪速」に倣って祝砲の発射を行ないませんでした。アメリカ人の臨時政府は面目を失い、ハワイ人は日本と東郷・浪速を尊敬したとされています。 ハワイ人の間では、この東郷平八郎の行動に感銘を受け、「トーゴー」という名を子供につけたり、「ナニワ」を「ありがとう」という意味で使ったりしたと言われています。 東郷平八郎はこの10年後の1903年に連合艦隊司令長官に就任。翌年の日露戦争ではみずから主要作戦を指揮し、ロシアのバルチック艦隊を日本海海戦で壊滅せしめました 本日ご紹介の患者さんは私の執刀にて10年前に上瞼のたるみ取り手術をお受けになられた患者さんです。 10年ぶりに今回お目元の若返り目的に眉下切開によるお目元の若返り、 フラクショナルレーザー、ボツリヌス毒素注射、ヒューマンコラーゲン注射をお受けになられました。 上段:十年前にきりとった上まぶたの皮膚です 下段:十年後再診時 閉眼状態です キズはまったくわからない状態になっています。 上段:10年前術前です 中断:上まぶたたるみ取り10年後再診時です 下段: 今回 お目元の若返り目的に眉下切開によるお目元の若返り、 フラクショナルレーザー、ボツリヌス毒素注射、ヒューマンコラーゲン注射 施術後半年後再診時です 10年前よりお目元の若返りしているのがはっきりわかります。 御感想は「満足(4/5)」と順調な経過です。 先日お心遣いをいただきました。 ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。 #
by shirayuribeauty
| 2016-08-12 23:37
| 美容外科
今日は大東亜戦争中の1944年 グアム島における米軍との戦いにおいて日本軍守備隊の組織的反攻が壊滅し玉砕した日になります。 米軍占領下のグアムで最後まで投降しなかった日本兵は1972年に発見された横井庄一伍長になります。
また今日は2012年 韓国の李明博大統領が島根県・竹島(韓国名・独島)への訪問を強行した日になります。 竹島に関する日本と韓国の間における領土紛争の解決を求めて日本政府は1954年と62年に国際司法裁判所への付託を提案したがいずれも韓国に拒否されています。 今まで日本政府は韓国への配慮から1962年以降50年間提訴を保留していましたが韓国の李明博大統領が日韓関係をリセットする行為に出た以上 当然国際司法裁判所(ICJ)提訴へ舵を切るべきです。 韓国は、いままで国際司法裁判所への付託に対する拒否の理由として竹島(韓国側呼称:独島)に対して始めから領土権を持っており、この権利に対する確認を国際司法裁判所に求めなければならない理由は認められないと主張しています。しかしながら、紛争の存否は、客観的判定または当事者間の合意によって決定されるのであり、紛争当事国の一方が「存在しない」と言えば紛争がなくなるわけではないことは当然のことです。 ICJ判例でも国際領土紛争の存否は客観的に判断されるべきことが確認されています。 文明国として諸紛争は国際司法裁判所で紛争を解決する前例をアジア一帯で醸成するべく日本と韓国は裁判に協力し合うべきです。 現在の韓国政府の行動および態度は自国の利益確保のみにとらわれておりアジア一帯のより高度な文明化に役立とうとの意志が感じられません。 私たちに一般の国民にできることは隣国によるこの侮辱的行為をわすれず黙々と抗議の意として我々の本籍地を島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地に移すことです。 本籍移動は役所で簡単にできます。 皆さんも是非行ってください。 本日ご紹介の患者さんは 口元の突出感を改善したい、 他院顎プロテーゼを抜去し自身の骨で顎先を形成したいとのご希望にてカウンセリングの結果、上下歯槽骨骨切後方移動術(セットバック),他院顎プロテーゼ抜去、顎先骨切前方移動術をお受けになられた患者さんです。 手術のリスクや咬合機能の緻密な完成、容貌が徐々に変わることによる受容性の良さから 歯科矯正による改善を強くお勧めしましたが、ご事情から容貌の早期の改善を強くご希望されたため手術による上下歯槽骨骨切後方移動術となりました。 上段:術前です 下段:術後約3週間再診時です 御感想は「満足(4/5)」とのことですが、まだ腫れており完全な完成ではありません。 容貌は外科的処置にて早期に改善したので今後はよりよい機能をもった噛み合わせの構築のために歯科矯正をご一考していただければ幸いです。 またの御来院をお待ちしております。 時々、美容外科と審美歯科と矯正歯科の違いを聞かれます。 一般の方々には違いが判らないのは仕方ないにしても厚生労働省の役人さんに美容外科や審美歯科と矯正歯科の違いが判らない方がいるとのことで、それはそれで残念であり困ったことです。そもそも矯正歯科は前者二つとphilosophyからして異なります。美容外科と審美歯科は見た目優先の治療です。 矯正歯科は、自身の歯を最大限温存し、歯ならびや噛み合わせをより良くすることにより、咀しゃく機能(食物を噛み砕く能力)や発音機能の向上、口もとの審美性の改善がはかられる治療であり、咬合の側面から人体の本来持つInnate Intelligenceを引出す根本からの治療となります。 個人的には機能面から改善し人々を健康的に美しくして差し上げたいですが、患者さん個々の人生における時間的制約からやむなく美容外科的処置をご選択される場合は取りうる範囲で最大限よりよい施術をして差し上げたいと常に思っています。 今月は皆様を長時間お待たせする場合も多々あり非常に申し訳なく思っております。 この場を借りて深くお詫び申し上げます。 先日お心遣いをいただきました。 ご遠方からありがとうございます。 どうか御気を遣わないで下さい。 #
by shirayuribeauty
| 2016-08-10 00:00
| 美容外科
今日は1942年のフロリダ諸島の戦いにて日本軍が玉砕し約1000名 の命がツラギ島、ガブツ島、タナンボゴ島、フロリダ島 にて散りました。
2016年 本日 「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」 が放送されました。 天皇陛下のお考えを聞き 血気盛んであった自分もいつまでも若くはなく、いつ現世との別れがくるかも知れぬことを自覚し、自分が経験したことを後世の何らかの役に立てばとふと思い立ったので書き留めておこうと思います。 今回は 自分の専門学部の選択から医学部卒後数年あたりまでのことについてを書きます。 よく 「なんで医学部を卒業してからChiropractic(カイロプラクティック)の大学にいったのですか?」 とか 「そこではどんな勉強だったのですか?」 等 聞かれるのでその内容もここに記載しておきます。 Chiropractic それは10代の当時の私にとってとっても不思議な医療でした。 中学生、高校生と格技が好きだった私はしばしば練習で体の各所を痛めては東京渋谷の某Chiropractic治療院にて治療してもらい爽快な状態を得ていました。 武術は人を痛める技術だが Chiropracticのような技術はメスや薬も使わず人をより健康にする技術でそちらのほうがすごいし人の役に立つ! と思った自分はChiropracticが日本で学ぶには公的な学校がなく米国にいかないと公的な資格はなくきちんとした教育をうけれないと知った時はややがっかりしましたが周囲の「まず日本の医学部にいってみて人体に対する理解を深めそれでも勉強したければ卒業してからいってみれば?」との提案に納得し日本の医学部にまずは進学することとしました。 しかし進学指導もない高校に在学し、大きな予備校にも通っていなかった自分は随分呑気な高校生活を送っていました。 受験の時期になり授業料が無料どころか給与がでるという噂の防衛医科大学を受けようとし本屋に過去問題集である赤本を買いに行ったときすでに受験日が過ぎていた時の衝撃は忘れられません。 その衝撃を基に11月から死にもの狂いで勉強して当時自分の住んでいる住居から片道90分以内の通学時間で一番学費の安い横浜市立大学医学部( 当時 年間学費33万円)を発見し、他大は一切受けず専願し受験したら奇跡的に合格させていただくことができ進学しました。 地域公立大学である故か 進学後 その年度は都内在住、都内高校出身である医学部現役合格者は自分だけだったことを知り自分のような呑気な事前リサーチ不足の人間でよく合格できたとその時の強運に驚いたと同時に入学を許可してくださった大学にただひたすら深謝しました。 私の夢はいずれ勉強や研鑽が落ち着いたら横浜市で医療人として恩返しのご奉仕をさせていただく機会を得ることです。 医学部の6年間は拳法部の主将も務めさせていただき自分なりに文武両道を両立させるべく無我夢中で日々を送らさせていただきました。 医学部6年生になってもやはりChiropractic がいかなるものか、 脊椎徒手手技療法で側弯症が治せるのか? だとしたら本当にすごい! と思い卒後の留学にむけて準備をしていました。 幸い世界で最初のchiropracticの学校であるPalmer college of chiropractic からinternational scholarship付で合格通知をいただくことができました。 Chiropractic大学は7月からの入学からでしたが少しでも医療現場を経験しておこうと医学部卒業後は母校の大学附属病院研修医となり 部室に寝泊まりして研修医生活を始めました(いつか後述しますが この時期の経験が実はその後20年の人生を大きく変えることとなりました)。 米国留学後はcolloquial languageがわからず正直 地獄の日々でした。 留学前に要求されていたTOEFL scoreはパスしていましたが所詮付け焼刃程度の英語力であったことをいやというほど思い知らされました。 テストの場所や時間すら聞き取れず苦しい思いを大変しました。 あまりの辛さに早く卒業したくて死にもの狂いで勉強したせいかアメリカ人学生がたくさん落第するクラスで異常に良い成績でPASSし優秀と感違いされProfessorに色々話しかけられ困り果てました。 ふつうは語学学校でしばらく勉強してから入学してくると知ったのは入学してからであり後の祭りでした。 「赤ちゃんみたいに言葉のシャワーを浴びれば習得できるかもしれない」と非科学的な妄想を経て連日 The Simpsons をテレビにかじりついて見続けるも一向に理解できるようにならずしまいにはストレスで口の中にいくつもの口内炎が発生し、今度はその痛みで食事が満足にとれないという悪循環にはまりだしました。 「 ガダルカナルの日本兵はもっと辛かったに違いない」と自分に言い聞かせ、クラスメイトの米国人には「図書館に住んでいるのか?」と言われるほど図書館に通い詰め勉強しました。 途中日本に帰る用事ができ一年以上ぶりにChicagoのかつてのヤオハンで日本食のうどんを口にしたときは滂沱の涙がでました。 大東亜戦争で戦ったり、その影響で何年も日本の土を踏めずにいたかつての日本人の方々の気持ちを察するに余りあるものがあることを体感しました。 当時のPalmer 大学には幸い test out というシステムがあり通常約4年(10 trimester)のコースを飛び級で約2年で卒業することができました。 当時の日本の高校や大学には飛び級という制度がありませんでしたので米国大学のこの制度には関心するとともに感謝しました。 米国のchiropractic は National Board(国家試験)がPart Ⅰ~Ⅳまであり 州によってはこの四つの国家試験をパスしてかつ州の開業試験をパスして最終的にライセンスが与えられるシステムでした。 2年4か月の間に 飛び級進級しつつ このNational Board(国家試験)をパート1~4まですべて合格し、自分の場合はハワイ州の開業試験をうけて合格しました。 親しくなった米国人クラスメイトには「nerd」と笑われ「ITOは図書館に住んでいる」と軽口を叩かれましたが当時は無我夢中でした。 ここで話が脇道にそれますが、日本の公立医学部(横浜市立大学医学部)、 米国の私立大学(Palmer college of chiropractic)、 日本の国立歯学部(東京医科歯科大学) の三つの大学で教育をうけた一個人として医学教育に対する論評をさせていただきます。 テストが多ければ優秀か? 社会に質を担保した人材を供給できるか? は別問題だとは思います。 自分の経験では科学的思考能力を一番養成してくれたのは日本の横浜市立大学医学部でした。 教育システムや国家試験システムが整っているなぁと感心のは米国のPalmer college of chiropractic や 米国のNational Board(国家試験) system でした。 ただし学期毎の単位修得に忙しく、一年を通じて深い思考力を養成する教育体系をとっていない印象でした。 日本の国立大学歯学部はこれら2大学の中間に位置する印象です。 解剖実習は 医学部、カイロプラクティック大学、歯学部 と3大学の教育を経験した結果それぞれの大学での特色がありました。 全般的には医学部の解剖がやはりみっちりと深く学ぶことができたと思います。 chiropactic大学では脊椎の解剖が特に厳しく、 試験前には目をつぶって骨を触るだけで「これは頸椎の6番!」とか 「これは腰椎の1番!」とかわかるまでになりました。 ただ全身の系統解剖をメスを用いて行っていくわけではなく、あらかじめ解剖されているご遺体を用いての解剖学実習でした。 歯学部でも医学部と同様のメスを用いての全身の系統解剖でしたが内臓諸臓器や筋骨格系に関しては医学部ほど深く細かい知識を習得させる講義や実習内容ではありませんした。 しかし歯に関しては医学部やカイロプラクティック大学とは比較にならないほど詳しく学び、見ただけで上顎、下顎の何番の歯とわかるようになりました。 顎顔面領域に関しても歯学部では前2大学よりは深く学ぶことができました。 結果として膨大な時間の解剖学教育を受けさせていただくことができました。 外科医としての今の自分があるのはこの三大学での解剖学実習が多大に貢献してくれていると思います。 話を本題に戻します。 米国でお会いしたドクターは M.D.(医師)であれ、D.C.(ドクターオブカイロプラクティック)であれ皆プール付の邸宅に住んでおり人生をエンジョイされていましたが、質素な生活が好きな自分の目にはvanityとうつり、アメリカ人、アメリカ社会のために一生懸命働くmotivationが最後まで湧かず、また一通りchiropracticを学んだ上でM.D.的側面からより脊椎を探求していこうと考え1999年に帰国し東京の聖路加国際病院の整形外科の研究生として採用していただき研修を始めました。 聖路加国際病院で研修を開始してしばらくして夜間 病院の2階のトイレの前で倒れている女性がいました。 所見をとっても重大な状態なのか否かが判断できなかった自分が思わず口走ったのは「医者を呼ばないと」でした。 自分が医者であったにも関わらず・・・ 人を呼び救急部に運んだのち、私と同じ医学部卒業年度の医師がテキパキと診断、治療をしていく姿を見て「2年間の研修でこんなに差がついてしまうとは」と衝撃を覚えました。 その衝撃が元となり他科研修、救急当直等を自分の体力の限界までやるように心がけました。 9.11事件の時も聖路加国際病院の救急部の当直室でそのニュース映像を見てすごい時代に突入したな・・と実感したのをつい昨日のように思い出されます。 chiropracticの話に戻ります。 Chiropractic は 美容外科手術と違い 結果が目でみてわかるものではないせいか私の治療を受けに来てくださる方は美容外科手術の患者さんと比べて圧倒的に少ないです。 しかし 人体の持つinnate intelligence を信じ、背骨の定期的なメンテナンスを通じ 健康を保っていかれたい方は是非ご相談くだされば幸いです。 Chiropractic(カイロプラクティック)を学ばれたい方へ 全員がそうする必要はありませんが本当に正しい医療を患者さんに施して差し上げたいという気概があればやはり医学部で人体に対する深い理解を深めてから米国のDoctor of Chiropractic 大学で学ぶ、もしくはその逆の順序でも構いませんので両方の教育を受けてほしいと思います。 見えてなかったものが見えてくると思います。 #
by shirayuribeauty
| 2016-08-08 23:04
| その他
本日は1942年に米軍がガダルカナル島に上陸した日になります。
このガダルカナルの戦いに日本軍は敗戦を重ね1943年2月1日に撤退作戦が開始されるまで戦死者は約5,000名その三倍の約15,000名は餓死と戦病死で亡くなりました。 あまりの飢餓状態にガダルカナルは飢島(がとう)と呼ばれました。 本日ご紹介の患者さんはふくらはぎを細くしたいとのご希望にてカウンセリングの結果 ふくらはぎOICR(open incision calf reduction)スリム形成術 (ふくらはぎ 神経遮断術)をお受けになられ患者さんです。 つま先立時 上段:術前です 下段:術後約半年再診時です ふくらはぎは細くなり ひざ裏のキズも目立たず順調な経過です。 全足底立位(両足の裏を床にぴったりつけてまっすぐ立つ姿勢(google検索しても出てこないので 「人中短縮」、「たれ目形成」、「NIMR」、「レーザー鼻尖」に引き続き 本日勝手に命名しました)) 左:術前です 右:術後約半年再診時です 御感想は「少しひきつりは感じますが個人的にはほぼ満足しています。ありがとうございました。 戻らなければ良いなぁ・・・と思っています」 とのことでした。 OICRはNICRと異なり 直視下に神経を遮断しているので 戻りの確率は非常に低いです。 またの御来院をお待ちしております。 先日お心遣いをいただきました。 深謝します。 お忙しくなかなか再診にお越しになられないとスタッフから聞いていますが是非再診にいらしてください。 お待ちしております。 #
by shirayuribeauty
| 2016-08-07 23:19
| 美容外科
今日は1869年に靖国神社の前身となる「東京招魂社」(とうきょうしょうこんしゃ)が創建された日になります。
そして1945年 に広島市へ原子爆弾投下された日および宮崎県都城(みやこのじょう)大空襲があった日になります。 広島への原爆投下により十数万人の市民が虐殺されました。 原爆を投下したエノラ・ゲイ号は快晴のテニアン島に帰島しその晩米国将兵や科学者が深夜まで祝賀パーティーを開いたとされています。 8月8日にソビエト連邦が日ソ中立条約を破棄、日本に宣戦布告し8月9日は長崎に原子爆弾がおとされるなど絶望的な状況のなか、この非人道的な殺戮兵器に対し日本政府は8月10日にスイス政府を通じて米国政府に抗議文を提出し同様の趣旨を赤十字国際委員会にも説明するよう在スイス加瀬公使に対し訓令を発しています。 この気力には目を見張ります。 戦後の日本政府は原爆の使用に対し一度も米国に抗議声明を出すどころか近年には我が国の某防衛相が「(原爆は)しょうがない」と発言しています。 敗戦によって精神までもここまで敗退、廃頽するものなのかと愕然としました。 いくら負けた戦とはいえ我々にも守るべき正義と魂があったはずです。 非戦闘員である無辜の老幼婦女子が虐殺されることはいかなる事情によれども許されないという倫理観を日本人はもつべきです。 1945年8月10日日本政府抗議声明 「本月六日米国航空機は広島市の市街地区に對し新型爆弾を投下し瞬時にして多数の市民を殺傷し同市の大半を潰滅せしめたり。 広島市は何ら特殊の軍事的防備乃至施設を施し居らざる普通の一地方都市にして同市全体として一つの軍事目標たるの性質を有するものに非らず、本件爆撃に関するする声明において米国大統領「トルーマン」はわれらは船渠(せんきょ)工場および交通施設を破壊すべしと言ひをるも、本件爆弾は落下傘を付して投下せられ空中において炸裂し極めて広き範囲に破壊的効力を及ぼすものなるを以つてこれによる攻撃の効果を右の如き特定目標に限定することは技術的に全然不可能なこと明瞭にして右の如き本件爆彈の性能については米国側においてもすでに承知してをるところなり。また実際の被害状況に徴するも被害地域は広範囲にわたり右地域内にあるものは交戦者、非交戦者の別なく、また男女老幼を問はず、すべて爆風および輻射熱により無差別に殺傷せられその被害範囲の一般的にして、かつ甚大なるのみならず、個々の傷害状況より見るも未だ見ざる惨虐なるものと言ふべきなり。 聊々交戦者は害敵手段の選択につき無制限の権利を有するものに非ざること及び不必要の苦痛を與ふべき兵器、投射物其他の物質を使用すべからざることは戦時国際法の根本原則にして、それぞれ陸戦の法規慣例に關する條約附属書、陸戦の法規慣例に關する規則第二十二條、及び第二十三條(ホ)号に明定せらるるところなり、米国政府は今次世界の戦乱勃発以来再三にわたり毒ガス乃至その他の非人道的戦争方法の使用は文明社会の與論により不法とせられをれりとし、相手国側において、まづこれを使用せざる限り、これを使用することなかるべき旨声明したるが、米国が今回使用したる本件爆弾は、その性能の無差別かつ惨虐性において従来かかる性能を有するが故に使用を禁止せられをる毒ガスその他の兵器を遥かに凌駕しをれり。 米国は国際法および人道の根本原則を無視して、すでに広範囲にわたり帝国の諸都市に對して無差別爆撃を実施し来り多数の老幼婦女子を殺傷し神社佛閣学校病院一般民家などを倒壊または焼失せしめたり。 而していまや新奇にして、かつ従来のいかなる兵器、投射物にも比し得ざる無差別性惨虐性を有する本件爆弾を使用せるは人類文化に対する新たなる罪悪なり。帝国政府はここに自からの名において、かつまた全人類および文明の名において米国政府を糾弾すると共に即時かかる非人道的兵器の使用を放棄すべきことを厳重に要求す。」 現在の日本にとって米国は重要な同盟国ではありますが戦時中の戦時国際法の根本原則違反に対しては毅然と謝罪要求をするべきと考えます。 勝てば虐殺行為でも許されるとの認識の存在を国際社会から一掃するべく日本政府には動いてほしいと願います。 本日ご紹介の患者さんは口角拳上術(内側法)をお受けになられて術後約半年になる患者さんです 上段:術前です 下段:術後約半年再診時です 御感想は「ふつう(3/5)」とのことでした。 またの御来院をお待ちしております。 口角拳上術(内側法)は外側法と比較し効果はマイルドで微笑んだときにより口角があがるようになる施術とご理解いただければ幸いです。 メリットは内側法のため外にはキズが見えない点です。 デメリットは前述のとおり効果が外側法と比較し効果がマイルドな点になります。 #
by shirayuribeauty
| 2016-08-06 02:16
| 美容外科
|
タグ
鼻(915)
輪郭(770) 若返り(564) 目(547) 脂肪(441) 乳房・乳輪・乳首(401) 婦人科・肛門(247) 美容形成外科後遺症(217) 歯・ガミー・口唇・口角(211) 四肢・尻・脇(171) 額・頭蓋(147) 人中(125) 日本・小話(97) 耳(75) 博士先生(58) 美肌・脱毛・アートメイク(53) バッカル(48) へそ・えくぼ(47) まつげ・植毛(33) 性同一性障害(32) のど仏・首(5) 手(4) はるか先生(4) まつげ・植毛・育毛(2) ヒアルロン酸(1) カテゴリ
以前の記事
2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 01月 フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||