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中顔面短縮術(上顎LeFortⅠ型骨切術+下顎矢状分割術)+ 顎先骨切前方移動術
今日は1968年 に 大東亜戦争後よりアメリカの統治下にあった小笠原諸島が日本に返還された日になります。




本日ご紹介の患者さんは「他院にて人中短縮術をうけたところ口が閉じられなくなり常にはが見えるようになってしまったので上顎を短くしたい、 他院にてあご削りをしたが下唇が閉じれなくなりさらにきれいになりたいのであごを短くしつつ口が閉じれるようになりたい、 横顔がコンプレックスのためEラインに近づくよう整えてほしい、口元を後ろに下げたい きゅっとしたあごで小顔になりたい、とにかく口を閉じれるようになりたい!」 とのご希望でカウンセリングの結果、中顔面短縮術(上顎LeFort1型骨切術+下顎矢状分割術),あご先骨切前方移動術をお受けになられました。


上段:術前です
下段:中顔面短縮術(上顎LeFort1型骨切術+下顎矢状分割術),あご先骨切前方移動術 術後約10か月再診時です
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上顎は約7mm短縮し、後方に3mmセットバックしています
ご感想は「LeFort骨切には満足していますが、たるみが気になります」とのことで「まあ満足(4/6)」とのことでした。

今後はたるみ改善の治療をしてきましょう。


またのご来院をお待ちしております。


中顔面短縮術のリスク: 下記リスクを予防するため各施設で最善の努力をしているはずですがそれでもゼロにはできない故 熟慮が必要です。


1.全身麻酔の事故のリスク (約7万件の全身麻酔に1件の麻酔死亡事故確率の統計調査報告等あります)
2.術後の腫れによる気道閉塞 → 気管切開等必要になる可能性
3. 感染が生じる可能性
4.感染や血流不良による歯肉や歯槽骨の壊死、欠損が生じる可能性
5.プレートやネジがゆるんだりして再手術になる可能性  
6.咬合の安定化まで時間を要する。場合によっては術後矯正が必要になる可能性。
7.眼窩下神経麻痺や下歯槽神経麻痺の可能性
8.出血が多く他家輸血(日赤からの輸血取り寄せ)を必要とする可能性
9.鼻中隔湾曲が生じる可能性
10.口蓋瘻が生じる可能性
11.鼻の形態が変わる可能性(5mm以上中顔面を短縮すると顔面の軟部組織が上下に押しつぶされて横に逃げるため、小鼻の広がり防止のためにをAlar base cinch suture をしても小鼻が広がる確率は高くなります。また顔面が小さくなることにより相対的に目や鼻が大きく見えるようになります。)
12.歯の違和感がしばらく残存する可能性
13.蝶口蓋動脈や大口蓋動脈に動脈瘤が生じ術後しばらくして突然止血困難な鼻血出血が生じる可能性
14. 術後耳管機能障害を発症する可能性(通常は数日から数週で改善します)
1 5. 上顎骨馬蹄形骨切術を併用した場合、口蓋の天井が低くなることにより構音上発音しずらくなる音が生じる可能性
16.上顎洞炎を発症する可能性
17.上顎骨に馬蹄形骨切をした際に上顎口腔の天蓋領域に凸隆起を舌で感じる可能性
18. 上顎や下顎を後方に下げたり、後方回転の度合いが強いと将来的に睡眠時無呼吸症候群(OSAS)を発症する可能性
19.外国の報告において発生率は稀と思われますが「失明」の報告があります。(一応この合併症を避けえる術法はありとされており私もその術法にのっとって手術をおこないますが絶対おこらない保証はありません。) 日本国内のケースでは見聞したことはありません
20.口周りに術中操作のため擦過傷等生じる可能性があります。
21.術後顎間固定のために口腔内にネジやワイヤー、インプラントを留置します。 それらが口唇にあたり口内炎を生じる可能性があります。
22.上顎の正中が御自信の希望の正中と一致しない可能性があります。
23. 下顎角部の左右差が気になる可能性があります。
24.気道管理のためノドにキズが生じる可能性


先日お心遣いをいただきました。
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豚まんとシュウマイでした。
ありがとうございます。 
どうかお気を遣わないでください。

by shirayuribeauty | 2019-06-26 23:55 | 美容外科
頬骨V時骨切術、 上下歯槽骨骨切後方移動術(セットバック) 術後約半年
本日ご紹介の患者さんは頬骨の張りを抑えたいとのご希望にて頬骨V字骨切術を、口元をひっこめたいとのご希望にて上下歯槽骨骨切後方移動術(セットバック)をお受けになられた患者さんです。

上段:術前です
下段:術後約半年再診時です。
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ご感想はセットバックに関しては「満足(4/5)」,頬骨V字骨切術に関しては「大満足(5/5)」と順調な経過です。

頬骨に関しては「頬骨がなうなり、ななめから見た顔がなめらかになりうれしいです」 とのことでした。

当院の頬骨V字骨切術の特徴は耳前の頬骨基部を削りたいとの特別なご希望がなければ(希望時はオプションで可能です)、口腔内から全て手術を行っているので体表に一切キズはできません。
また溶ける素材で固定しますのでレントゲンには異物が写りません。





上下セットバックのリスク

・希望より口元が下がりすぎた風貌が術後気になる可能性。
・通常第一小臼歯を抜歯して後方に下げますが術後犬歯と第二小臼歯間に多少隙間が生じる可能性。
 その隙間が気になる場合は術後矯正もしくは補綴を要する。
・咬合が不良になる可能性(その場合術後矯正や補綴により改善)
・隣接歯の歯根露出、歯槽骨喪失が生じる可能性 (その場合歯周科的治療を要する可能性)
・咬合が変わるため歯根破折が生じる可能性 (状態によっては抜歯しインプラントまたはブリッジの補綴を要する可能性)
・歯肉壊死 歯肉退縮が生じる可能性 (状態によっては歯肉移植等を要する可能性)
・歯槽骨壊死が生じる可能性 (治癒まで約6か月様子をみて場合によっては再建術を要する可能性)
・口蓋瘻を生じる可能性 (生じた場合は通常数か月で閉じますが半年経て閉じない場合は外科的治療を要します)
・感染
・全身麻酔のリスク




頬はV字骨切術

リスク: 
・たるみ
・頬にしびれが生じる可能性


先日お心遣いをいただきました。
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ありがとうございます。 どうかお気を遣わないでください。



先日神奈川クリニックの創始者の山子大助医師が鬼籍に入られとの連絡を受けました。
美容外科医療にいろいろな点でご影響を与えられた方だと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。

by shirayuribeauty | 2019-06-15 23:45 | 美容外科