今日は大東亜戦争中の1945年沖縄戦において ひめゆり学徒隊に解散命令がだされた日です。
名前の「ひめゆり」とは花の「ひめゆり」ではなく、動員された二つの学校の広報誌に由来します。沖縄県立第一高等女学校の学校広報誌の名前「乙姫」と沖縄師範学校女子部の学校広報誌の名前「白百合」を併せて「姫百合」という名称になりました。
米軍の沖縄上陸を目前に控えた1945年3月23日、両校の女子生徒222人と引率教師18名の合計240名からなる学徒隊は沖縄陸軍病院の看護要員として動員されました。しかし、敗色濃厚となった6月18日に解散命令が出され、翌日の6月19日をはじめとする約1週間の間に実に80%がこの間に亡くなり最終的には教師・学徒240人のうち136人が命を落としました。
他にも学徒隊が動員されたのですが詳しい状況が現在もほとんどわかっていません。
沖縄戦では約19万人の日本人の命が奪われ、そのうち約9万4000人が民間人とされています。
また今日はちょうど100年前の6月18日に明治41(1908)年4月28日、第1回日本人移住者781名(この他に自由渡航者10名)を乗せた笠戸丸がブラジル・サントス港に入港した日になります。ここに日本人のブラジル移住が始まりました。
本日ご紹介の患者さんは二重切開術(若先生)をお受けになられた患者さんです。
上段:術前です。
下段:術後約5日再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)
順調な経過です。