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鼻中隔延長術、鼻尖縮小術、I型プロテーゼ留置術、鼻孔縁挙上術

本日ご紹介の患者さんは鼻中隔延長術、鼻尖縮小術、I型プロテーゼ留置術、鼻孔縁挙上術をお受けになられた患者さんです。 

上段:術前です。
下段:術後一週間抜糸時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)
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順調な経過です。

鼻中隔延長に使用した鼻中隔軟骨です。
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鼻中隔延長術には1.肋軟骨, 2.鼻中隔軟骨, 3.耳軟骨 などの軟骨を利用します。 それぞれに短所、長所があるのでそれらを踏まえて選択します。
1.肋軟骨
長所:硬さがしっかりしていて鼻中隔延長には最適。量も多くとれるので加工しやすい。
短所:胸の傷。 手術操作により気胸を生じるリスク。

2.鼻中隔軟骨
長所:もともと鼻中隔部にある軟骨を採取しそれを前方へアドバンス(前転位)させるので他の体の部分を傷つけることがない。
形がまっすぐで耳軟骨より硬くて鼻中隔延長に適している。
短所:鼻中隔延長術を受ける患者さんは元々鼻中隔軟骨が小さい。その小さい鼻中隔軟骨から軟骨を採取するのは量的に不足しがちであるし無理に採取すれば全体が支持強度に耐えかねる可能性がある。

3.耳軟骨
長所:採取が一番簡単。 安全。
短所:耳軟骨は彎曲している。 また軟らかい。 よって皮膚が硬い人の鼻先を下げるには強度が足りなくゆがむ可能性がある。
目立たなくはなるが耳の後ろに傷がつく。
by shirayuribeauty | 2007-07-23 00:31 | 美容外科
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