今日は鼻尖手術について写真をまじえて記載したく思います。
鼻尖手術は医学的にいうと鼻翼軟骨という鼻の先の軟骨を寄せて鼻先を細くする手術になります。
よく患者様から「鼻尖手術は鼻先をツンと尖らす手術ですか?」とご質問をうけるのですがこの手術は主に正面からみた鼻先を細くするのが目的である手術で側面からみた鼻先を尖らすのを目的とする手術ではありません。
上段:術前
下段:術後
(写真は患者様の快諾を得て載せています)

手術の種類は主にオープン法とクローズ法にわかれます。
オープン法の利点は術者にとって極めてよい視野を確保できることです。
欠点は鼻柱に傷がつきます。
クローズ法の利点はオープン法と異なり鼻柱に傷がつきません。
欠点は視野が不良のため手術操作がやや難しいことです。
術後一週間のギプス固定をがんばられて術後の夜間のギプスもきちんとされていたとのことでした。
この患者様はオープン法を御希望されたため鼻柱にまだ赤い傷があります。 この傷は約半年かけて目立たなくなっていきます。
術後一ヶ月の再診で異性からよくもてるようになったといううれしい報告を聞きました。
患者さんが後日喜んでくださっている報告を聞かせていただけるのが美容外科に従事していている日々の臨床の中で一番の喜びです。