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創外固定器単独のクロス延長 による総計 12.7cmの 下肢延長


本日ご紹介の患者さんは10㎝以上身長を伸ばしたいとのことでご相談の結果、、両側大腿→両側下腿の順で延長する方法より、歩行バランスや関節拘縮の面で有利とされることがある 片脚の大腿骨と反対側の下腿骨(脛骨)を同時に延長し、その後逆側を行う クロス延長法による 脚延長術をお受けになられた患者さんです。

なるべく費用を抑えたいとのご希望があったので髄内釘を併用しない創外固定器単独でのクロス脚延長術をお受けになられました。

まずは左大腿と右下腿を伸ばし その後 右大腿と左下腿を延長しました。

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延長期間は実に1年10か月に及びました。  長い間創外固定器装着お疲れ様でした。
身長は総計12.7㎝伸びご感想も「大満足(6/6)」と順調な経過です。
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クロス延長法(片側大腿+反対側下腿を同時に延長する方法)


メリット

  • 両側大腿→両側下腿と順番にやるより、全体の治療期間を短縮しやすい
  • 大腿と下腿の負担が左右に分散されるため、両側大腿同時延長より座位や立位のバランスが取りやすい
  • 両側下腿同時延長より、足関節の拘縮や尖足(ballerina syndrome)のリスクがやや分散される
  • 大腿だけ・下腿だけを大きく延長するより、各骨の延長量を抑えられるため、神経障害・関節拘縮・骨癒合不良のリスクを減らしやすい
  • 大腿と下腿をバランス良く延長できるため、脚全体の見た目の比率が自然になりやすい
  • 片側だけに長期間強い負荷がかからないため、リハビリ中の歩行練習が比較的しやすい


デメリット

  • 右大腿+左下腿など左右別々の部位が同時に痛くなるため、歩行や移動が非常に複雑になる
  • クロスして延長している間は左右差が一時的に目立ち、歩行バランスが悪くなりやすい
  • 延長量や骨癒合速度が左右でずれると、一時的な脚長差やアライメント不良が出やすい
  • 大腿は比較的癒合しやすい一方、下腿は癒合が遅く拘縮も起こしやすいため、左右でリハビリ内容が異なり管理が難しい
  • 下腿側では足関節拘縮、尖足、腓骨の問題、大腿側では股関節・膝関節拘縮など、それぞれ別の合併症に同時対応しなければならない
  • 外固定器を用いる場合は、片側の大腿と反対側の下腿にフレームが付くため、寝返り・車移動・トイレ動作などの日常生活がかなり不便
  • クロス延長では左右の骨長や軸のズレが起きやすく、脚長差や変形を防ぐためにはかなり慎重な計画と頻回のX線評価が必要です


先日お心遣いをいただきました。
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注:本ブログに掲載している戴きものはその日の記事に記載している患者様からいただいたものとは原則として無関係です)
"Please note that the items featured in this blog, as a general rule, are unrelated to the patients mentioned in the daily articles."

ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。

またのご来院をお待ちしております。


by shirayuribeauty | 2026-04-03 22:49 | 整形外科
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