今日は米国が制定したいわゆる排日移民法に抗議して以前の5月26日のブログでご紹介した無名烈士がアメリカ大使館の横の空き地にて抗議の割腹自殺をした日になります。無名烈士の遺書最モ能ク日本ヲ了解セラレテ深ク厚ク日本ニ同情ヲ寄セラレタル米国大使サイラス・イ・ウッヅ閣下ノ帰国ニ托シテ全米国ノ反省ヲ望ムタメ死ヲ以テ切願ス大使閣下諒セラレン事ヲ祈ル米国民ノ反省ヲ望ム要件左ニ一 新移民法カラ排日条項ヲ削除スル法案ヲ決議セラレン事ヲ理由予ガ死ヲ以テ排日条項ノ削除ヲ求ムルモノハ貴国ガ常ニ人道上ノ立場ヨリ平和ヲ愛好唱導セラレ平和ノ指導者トシテ世界ニ重キヲ思ハシメツツアル貴国ガ率先シテ排日法案ノ如キ人道ヲ無視シタ決議ヲ両院通過シテ法律トナルガ如キハ実ニ以外ノ感ニ耐ヘザルナリ人類生存上憤怒スル場合種々アルモ耻辱ヲ与ヘラレタル憤怒ハ耐ヘ難キモノナリ耻シメラレルベキ事情アリテ耻シメラル大ヒニ悔ヒ忍バザルベカラズ故ヘナクシテ耻シメラル憤怒セザラント慾スルモ耐ヘ難キナリ予ハ日本人ナリ今マ将ニ列国環視ノ前ニ於テ貴国ノ為メニ耻シメラル故ヘナクシテ耻シメラル(故ヘナリト言ハバ故ヘハ貴国ノ故ヘナリ)生キテ永ク貴国人ニ怨ヲ含ムヨリ死シテ貴国ヨリ伝ヘラレタル博愛ノ教義ヲ研究シ聖基督ノ批判ヲ仰ギ併セテ聖基督ニヨリ貴国人民ノ反省ヲ求メ尚ホ一層幸福増進ヲ祈ルト共ニ我日本人ノ耻シメラレタル新移民法ヨリ排日条項ノ削除セラレン事ヲ祈ラントスルニアリ大日本帝国無名ノ一民サイランス・イ・ウッヅ閣下ヲ通ジテ亜米利加合衆国国民諸君「生命も要らず名も要らず官位も金も望まず」ただひたすらに日本の為に抗議の割腹自殺をした無名烈士のご冥福をお祈り申し上げます。
本日ご紹介の患者さんは 某T国にて4か月滞在し両下腿の約6~7㎝の脚延長術をお受けになられ、日本に帰国したら右下腿に異音を生じ、近所の整形外科を受診したところ髄内釘が右脛骨からとびでていることを指摘されて当院にご相談に来られた患者さんです。
CTを撮影したところ 右下腿の髄内釘の先端は脛骨皮骨外に飛び出ており左髄内釘の先端も脛骨の皮骨外に飛びでていて危険な状況で 歩行できない状況でした。
某T国では術後約2週間で右下腿に感染を生じ、膿が噴出するも麻酔無しで洗浄手術をされて地獄だったのことでした。
スクリューの突出も進行し、明らかに感染を生じていたのでまずは緊急的に 他国で留置されてスクリューを抜去しました。
培養では骨髄内はcorynebactriumという多剤耐性菌に感染し、キズは閉じず常に膿が流れ出す慢性骨髄炎状態となっていました。
今回、骨髄炎を直しつつ骨変形を直し、かつ骨を延長するために まず 感染を抑え込むために 骨髄内は徹底的に削り出し洗浄をし、抗生剤を被覆した髄内釘を留置し、慢性骨髄炎化してしまって閉じない創には陰圧療法を併用しました。
幸い 骨髄内の徹底的な 洗浄 + 抗生剤含有セメント被覆髄内釘 + 抗生物質連日点滴 + 陰圧療法の複合治療で 膿の排出もおさまってきたので 創外固定器装着 を行い 骨延長 にて左右差の改善を図り右下腿を約5㎝延長しました。

感染も落ち着いており 髄内釘の固定用スクリューを留置し 創外固定器を抜去すれば 創外固定器のわずらわしさから解放され あとはリハビリに邁進するのみになります。
先日お心遣いをいただきました。
注:本ブログに掲載している戴きものはその日の記事に記載している患者様からいただいたものとは原則として無関係です)"Please note that the items featured in this blog, as a general rule, are unrelated to the patients mentioned in the daily articles."
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
またのご来院をお待ちしております。