本日ご紹介の患者さんは 某T国にて4か月滞在し両下腿の約6~7㎝の脚延長術をお受けになられ、日本に帰国したら右下腿に異音を生じ、近所の整形外科を受診したところ髄内釘が右脛骨からとびでていることを指摘されて当院にご相談に来られた患者さんです。
CTを撮影したところ 右下腿の髄内釘の先端は脛骨皮骨外に飛び出ており
左髄内釘の先端も脛骨の皮骨外に飛びでていて危険な状況で 歩行できない状況でした。
某T国では術後約2週間で右下腿に感染を生じ、膿が噴出するも麻酔無しで洗浄手術をされて地獄だったのことでした。

診察上 皮下にはスクリューが飛び出そうな状態で突出しており膿も貯留していました。
レントゲン写真上でも髄内釘の逸脱、スクリューの飛び出しは明らかです。
レントゲン正面像です
右下腿レントゲン側面像です
一度感染して洗浄、抗生剤点滴を長期間おうけになられた既往ならびに現在の所見や血液検査から右下腿の 骨髄炎+変形治癒 の状態と診断しました。
まず スクリューを抜去して感染を抑える 治療 をすることとしました。
追記記事 2025.03.16
2025.04.01
2025.05.31
先日お心遣いをいただきました。
注:本ブログに掲載している戴きものはその日の記事に記載している患者様からいただいたものとは原則として無関係です)"Please note that the items featured in this blog, as a general rule, are unrelated to the patients mentioned in the daily articles."
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
またのご来院をお待ちしております。