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左頬骨前方部アパタイト留置
本日は沼津大空襲の日になります。 1945年に米軍B29の130機の編隊が海軍工廠や多くの中小軍事工場のある沼津市街上空に侵入し9077発、1039トンの焼夷弾を投下し沼津市の90%が破壊されました。


本日ご紹介の患者さんは他院にて左頬骨骨削りを受けたところ、左頬骨前方の凹みが気になるとのことで 左頬骨前方にアパタイト留置術をお受けになられた患者さんです。


上段:術前です
下段:術後約半年再診時です
左頬骨前方部アパタイト留置_d0092965_17414573.jpg
赤線丸で囲まれた部分は前方にでて順調な経過ですと言いたいところですが 術後の内出血によるヘモグロビンがヘモジデリンとして沈着してしまったのか
左眼の下にクマ様所見として術後半年の時点で残ってしまっています。

上段:術前です
下段:術後約半年再診時です
左頬骨前方部アパタイト留置_d0092965_17542514.jpg
ご感想は「色素沈着が治まらない」とのことで「不満(1/5)」とのことでした。

皮下の鉄成分はいずれ吸収すると思われますががご不安なことと思います。

アフターケアさせていただければ幸いです。


目の下、頬領域の手術のリスク
・内出血→ 赤血球中のヘモグロビンがデオキシヘモグロビン→ヘモジデリン と変化し目の下の皮下に色素沈着を長期間残す可能性

by shirayuribeauty | 2021-07-17 23:41 | 美容外科
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