今日は1971年 にアメリカのアポロ14号が月面着陸した日です。私も宇宙からこの目で地球をみてみたいなぁと思います。 On February 5th 1971, Apollo 14 touched down on the moon.I wish to see the earth from outer space someday.
本日ご紹介の患者さんは 肩幅が広いのが気になる とのお悩みにて 鎖骨短縮術(肩幅狭小化手術) をお受けになられた患者さんです
旦那様のご承諾の下 手術をお受けになられました。
鎖骨全長の10%を短縮しています。 手術は小切開法で行っているので通法よりキズは小さいです。
上段:術前です
下段:術後約半年再診時です
上肢挙上の関節運動には機能障害なく、ご感想は「満足(5/6)」とことで順調な経過です。
またの御来院をお待ちしております。
鎖骨短縮術のリスク
・感染
・キズが気になる可能性
・骨癒合不全
・鎖骨変形
・10%以上の鎖骨短縮により肩甲骨の外旋および後方傾斜が有意に障害される可能性
・20%の鎖骨短縮によりまた肩関節最大挙上角度が有意に低下する可能性
肩幅をどこまで狭くできるかについては御遺体を用いて慶応大学整形外科の先生方が研究された結果、(鎖骨短縮変形が肩甲骨運動に及ぼす影響 どの程度の短縮が許容されるのか? 屍体肩を用いた研究Author:松村 昇(慶応義塾大学 整形外科), 中道 憲明, 池上 博泰 Source:骨折(0287-2285)33巻1号 Page1-6(2011.02))
「10%以上の鎖骨短縮により肩甲骨の外旋および後方傾斜が有意に障害された。また肩関節最大挙上角度は20%の鎖骨短縮により有意に低下した。」
とご報告されています。 よって可能な限り機能障害を避けるためには全鎖骨長の10%以下の短縮にとどめるのが望ましいと考えられます。
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。どうかお気を遣わないでください。