本日ご紹介の患者さんは約7年前に当院にて額アパタイト形成術をお受けになられた既往のある患者さん
です。
過去関連記事:2013.08.29
約4年前に 形成外科専門医を喧伝している他院医師にて額のヘリを数か所小切開による額アパタイト注入術を受け、 凹凸ができてしまいその修正を執刀医に相談するも「最少切開法では治せない。 やり直すなら額のヘリを全部切るといわれた。」と言われ 当院にご相談に来られました。
また新たにできたキズがかなり目立ってお困りでいらっしゃるとのことでした。
7年前 私が施術した際は 「満足(5/5)」とのご感想だったのにも関わらず なぜ 3年後に他院医師で額アパタイト形成術を昨年受けたのか聞いてみたところ「もっと額を丸くしたくなって。 他の先生の方が予約が取りやすかったから」 とのことでした。思わず「3年目の浮気」のメロディーが脳内に流れましたが それはさておき まずは執刀医の先生にご相談するべき旨をお伝え御検討していただくこととしました。その後 検討期間をおいてやはり当院にて修正手術を依頼したいとの強いご希望にて修正手術の御依頼を受諾することとしました。手術は額の中央から一か所 最少切開法(数mm程度の切開)のみで治療する方針としました。凹凸は最小切開法で完治しご感想は「満足(5/5)」と順調な経過で3年前は治療を終了としました。
今回 額の中央部分をより丸くしたいtのご希望にて最小切開法でアパタイト追加手術をお受けになられました。
上段:術前です
下段:術後約半年再診時です
ご感想は「当院の光の下や写真だとよくわからないが勤務先のお店のライトの下だと凹凸がわかって気になる」とのことで「不満(1/5)」とのことでした。
ご希望のレベルまでツルっとした額を形成して差し上げられず申し訳ありません。
結果に完璧さをお求めの場合は冠状切開によるアパタイト形成術をお勧めして差し上げればよかったかもしれません。
またの御来院をお待ちしております。
額アパタイト形成術(最小切開法)のメリット
・数㎜のキズでアパタイトにより額が丸く形成されます
額アパタイト形成術(最小切開法)のデメリット・リスク
・感染の可能性
・凹凸が気になる可能性
・眼窩上神経、滑車上神経麻痺のリスクがあり、しばらく額の感覚鈍麻や痺れが生じる可能性があります。
先日お心遣いを戴きました
ありがとうございます。どうかお気を遣わないでください。