他院歯科矯正治療中断   上下歯槽骨骨切術 (セットバック) 術後半年
本日ご相談の患者さんは早く口元を下げたいとのことでご相談に来られた患者さんです。

口腔内を診査させていただくと すでに上顎は左右4番(第一小臼歯)、下顎は左右5番(第二小臼歯)が抜歯されており かつ歯科矯正ブラケットとワイヤーが装着されていました。

歯科矯正治療は数か月前に他院にて開始したがやはり早く口元の容貌をどうしても改善したいとのことでご相談にこられたとのことでした。
医科・歯科の両分野を学ばせて頂いた私としては そのまま歯科矯正で治療を完遂するほうが咬合ならびに安全性の点で格段に良い旨を何度もご説明させていただきました。
「それでもどうしても受けたい場合は 術後の歯科矯正治療に現在のブラケットはそのまま使用できるので、まずは御担当の矯正歯科の先生にご相談ください。」 とお話ししお帰りいただきました。


その後数か月いらっしゃらなかったのでそのまま手術のリスク等ご理解され他院での歯科矯正治療を御継続されていると思っていましたが、 先々月に再度 「やはり手術を受けたい」とのご連絡があり御来院されました。 御来院時はすでにブラケットがすべて外されていたので「どうされたのですか!?!?」とお尋ねすると「手術を受けたい」と他院矯正歯科でお話ししたら「美容外科の術後の矯正の面倒はみれない」と言われあれよあれよという間にブラケットが外されたとのことでした。 ご返金もなかったのことでしたが、私としてもまだ正式に手術の御依頼を引き受けるとお話ししていませんでしたがすでにブラケットを外されてきてしまった患者さんをみると不憫で 手術の御依頼を受諾することとしました。  それにしてもまだまだ一般的に医師・歯科医師の間に美容外科に偏見があるのはさびしい限りです・・・・・・


上段:術前です
下段:術後半年再診時です
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上段:術前スマイルです
下段:術後約半年スマイルです
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ご感想は「コンプレックスが目立たなくなり感謝しています。 ありがとうございます。」とのことで「満足(4/5)」と順調な経過です。

またの御来院をお待ちしております。

上下セットバックのリスク
・希望より口元が下がりすぎた風貌が術後気になる可能性。
・通常第一小臼歯を抜歯して後方に下げますが術後犬歯と第二小臼歯間に多少隙間が生じる可能性。
 その隙間が気になる場合は術後矯正もしくは補綴を要する。
・咬合が不良になる可能性(その場合術後矯正や補綴により改善)
・隣接歯の歯根露出、歯槽骨喪失が生じる可能性 (その場合歯周科的治療を要する可能性)
咬合が変わるため歯根破折が生じる可能性 (状態によっては抜歯しインプラントまたはブリッジの補綴を要する可能性)
・歯肉壊死 歯肉退縮が生じる可能性 (状態によっては歯肉移植等を要する可能性)
・歯槽骨壊死が生じる可能性 (治癒まで約6か月様子をみて場合によっては再建術を要する可能性)
・口蓋瘻を生じる可能性 (生じた場合は通常数か月で閉じますが半年経て閉じない場合は外科的治療を要します)
・感染
・全身麻酔のリスク



先日お心遣いを戴きました。
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私のお顔のパンとのことでした。
あまりの出来栄えにびっくりしました。
ありがとうございます。 どうかお気を遣わないでください。

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by shirayuribeauty | 2018-09-06 23:40 | 美容外科
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