本日ご紹介の患者さんは
約4年前当院にて額アパタイト形成術をお受けになられた既往のある患者さん(2013.0829記事) です。
昨年 形成外科専門医を喧伝している他院医師にて額のヘリを数か所小切開による額アパタイト注入術を受け、 凹凸ができてしまいその修正を執刀医に相談するも「最少切開法では治せない。 やり直すなら額のヘリを全部切るといわれた。」と言われ 当院にご相談に来られました。
また新たにできたキズがかなり目立ってお困りでいらっしゃるとのことでした。
生え際の左右に傷があります。 このようなキズを目立たなくするにはアートメイクか植毛になります。
額の凹凸は光の影の具合により目立つとのことでした。
患者さんが携帯写真でご自身の写真を見せてくださいました。
4年前
私が施術した際は 「満足(5/5)」とのご感想だったのにも関わらず なぜ 3年後に他院医師で額アパタイト形成術を昨年受けたのか聞いてみたところ「もっと額を丸くしたくなって。 他の先生の方が予約が取りやすかったから」 とのことでした。
思わず「
3年目の浮気」のメロディーが脳内に流れましたが それはさておき まずは執刀医の先生にご相談するべき旨をお伝え御検討していただくこととしました。
その後 検討期間をおいてやはり当院にて修正手術を依頼したいとの強いご希望にて修正手術の御依頼を受諾することとしました。
手術は額の中央から一か所 最少切開法(数mm程度の切開)のみで治療する方針としました。
数mmのキズからどのようにアパタイトを削るのか不思議でいらっしゃるようでしたが技術には自信があります。
上段:術前の気になる額の凹凸です
下段:最少切開法による 術後約10日再診時です
「治った!」とのことで「大満足(5/5)」と順調な経過です。
またの再診をお待ちしております。
追記記事:
先日お心遣いをいただきました。
このドレッシングはパッケージは質素ですが大変おいしいです。
深謝します。
どうか御気を遣わないでください。