本日ご紹介の患者さんは前医にて約170万円かけてVライン形成術をお受けになられるも左右差ができ口が締まりにくくなったためそれを治すために顎先プロテーゼを留置してもらうもそのプロテーゼの位置が 不快とのことでご相談にこられました。
担当医は口が締まらない状態を 「学会で他の先生に相談したがわからないといわれた。」とおっしゃるが それが事実か否かもわからずどの先生に相談したかも不明でしたとのことでした。
美容外科後遺症外来のある大学病院形成外科にも相談にいったが治療できないといわれたとのことでした。
治療は 約10か月前に顎プロテーゼ抜去、右下顎骨骨縁骨切術、顎先骨切移動術、顎先アパタイト形成術、左下顎角(エラ)形成術、約4か月前に下口唇筋肉拳上術、下唇増大術、ミントリフト を行いました。
2か月前にアパタイトの感染を疑わせる所見がありその時点である程度アパタイトを除去しました。
上段:術前です
下段:再診時です

御感想は口が閉まる様になり、いままで下を向くと下の歯茎からういてだらーんとなってしまっていた下唇がだらーんとならなくなったとのことでした。 もっと顎を前に出したいとのご希望があり、「まだ審美的には少し満足していませんが生活面での苦痛が軽減されました。ありがとうございます」とのことでした。
理想の形になるにはまだ補正が必要かもしれませんが手術である程度機能回復が得られたのは幸いです。
またの御来院をお待ちしております。
先日お心遣いをいただきました。

ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。