本日ご紹介の患者さんは 口角吊り上げ外側法 をお受けになられた患者さんです。
口角を上げるには
1.ボツリヌス毒素を用いる法
2.人工靭帯を用いる法
3.口内法
4.口外法
がありますが今回ご紹介の患者さんはしっかりした変化をお求めになり口外法をご希望されました。
左:術前です 右:術後約1か月再診時です

「見慣れた感じがします」とのことで「ふつう(3/5)」とのことでした。
外側法の口角のキズの赤味は術後2か月して徐々に落ち着いてきます。
またアフターケアが非常に重要なので定期的に健診にいらしていただければ幸いです。
口角ついでの話ですが 先日 韓国に口角リフトの研修に参加してきました。
CSC lauren クリニックの Lee先生が講師としてレクチャーをしてくださいました。
Lee先生約5年前にLee先生が開発した独自の口角リフトの方法ということでしたがデザインや筋肉の処理等 以前から口角リフトをされているライフクリニックの勝間田先生の旧外側法と一緒だったのでびっくりしました。 人間 世界の各地で同じようなことを考えるものなんだなぁ・・ と感心しました。
基本的には私の認識としては口角つりあげ手術は
ライフクリニックの勝間田院長先生が十仁美容外科の勤務時代に研究、開発され昭和57年にノルウェーのオスロで開催された国際美容外科学会で発表されてから世の中に知られるようになった手術です。
現在勝間田先生は口輪筋を処理する方法へより進化されています。
Lee先生も 術後のキズのマネージメントに色々と苦慮されているようなので今後また口内法や口輪筋処理の方向へ方向をシフトされるかもしれません。
ただ口外法はキズの覚悟さえつけばしっかりと効果のでるよい方法だと思います。
Lee先生に約9年前から日本で行われていた証拠として
2006年10月20日の私の記事を紹介し日本には私の師匠となる勝間田先生がもっと以前からやられており口内法の存在もご紹介したところ大変興味をもっていただけました。
今後さまざまな意見交換や技術交流をしてよりよい医療技術が発展していけたらと思います。
先日お心遣いをいただきました。

ありがとうございます。 どうかお気を遣わないでください。