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乳頭縮小形成術(ITO法)、陥没乳頭修正術
本日ご紹介の患者さんは 乳頭縮小形成術(ITO法)、陥没乳頭修正術を同時にお受けになられた患者さんです。


上段:術前です。
下段:術後約2か月再診時です。
乳頭縮小形成術(ITO法)、陥没乳頭修正術_d0092965_281899.jpg

(写真はクリックすると拡大します)
御感想は「まあ満足(4/5)」と順調な経過です。
またの御再診をお待ちしております。


乳頭縮小術の方法
私が主に行う乳頭縮小術の手術法を列挙すると
1.楔<セツ(ケツ):くさび>状切除法:上部を楔<セツ(ケツ):くさび>状に切り取り縫合する手術になります。長所は壊死等のリスクはほぼない点ですが短所は乳管が閉じてしまうことです。(授乳時にまた来院していただければ通管させることは可能です)
2.Lewis法: 基部をドーナツ状に切り取り上部をケーキカット状に部分切除しサイズダウンをする方法です。 長所は乳管が温存される事です。 短所は基部が細くなる分壊死のリスクが起こりえる点です。 
3.ITO法: オリジナルの方法です。 長所は自由に形態調整ができかつ乳管が温存され陥没乳頭も同時に治療できる点 短所は上記2法と比較しガーゼ交換に頻回に来院していただかないといけない点です。
また腫れの落ち着きが他の2法と比較し時間を要するため最初の2か月は左右差が気になる可能性が高くなります。 通常2か月を経るとまず左右差はきにならなくなります。 万が一気になられた場合はレーザーを使用して微調整を行います。
by shirayuribeauty | 2014-03-23 23:06 | 美容外科
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