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頬脂肪移植後 レーザー&脂肪排泄促進注射にて減治療した例 2 (名医のフェイスリフト)
本日ご紹介の患者さんは既往として約3年前に頬骨下の凹みがきになられるとのことで頬部脂肪再配置術をおうけになられるももっとすっきりとした輪郭になりたいとのご希望にて約8カ月後にミニリフト、顎下脂肪吸引をお受けになられました。

しかし頬の丸い感じがやはり気になるとのことでその半年後に頬脂肪吸引をおうけになられました。
しかしそれでも効果不十分とのことでその四か月後に頬脂肪吸引、バッカルファット摘出術、ロアーリフトをお受けになられました。


頬下の脂肪移植の定着が非常によくご自身としては希望より丸顔になってしまったとのことでどうにか脂肪を減じたいとのご希望が強く脂肪吸引をご希望されましたが、私としては二度も吸引しているため通常の吸引では改善は非常に困難と考え、まずは脂肪排泄促進注射をお勧めさせていただきました。



患者さんは美容外科を標榜する大学病院にまでいきセカンドオピニオンを求めたところ、そこの医師は手術療法で脂肪を切除することをご提案されていましたが私は手術療法では1.キズ痕の問題 2.侵襲が大きく凹凸等生じる危険性 等を考えると脂肪排泄促進注射やアキュスカルプレ―ザー等の保存的治療を行いそれでも不満足な場合は手術療法を考慮するのはどうかと提案させていただいたところアキュスカルプレーザー治療と脂肪排泄促進注射治療(4回)受けてくださいました。

治療している私サイドの視点では十分頬はほっそりとなられたと思ったのですが患者さんとしてはもっと頬をリフトアップをしたいとのことでミニリフトをご希望されました。
わざわざ切らなくてもリフトアップ可能と判断した私はミラクルリフト糸やスプリングリフト糸を用いた非切開式リフト術をお勧めさせていただきましたが 名医を紹介してくださるというジャーナリストの方に相談したところ形成外科専門医のフェイスリフトの名医を紹介していただいたとのことで そちらで手術をうけるというご連絡をいただきました。
上段:写真撮影の約2年前に頬部脂肪再配置術、約16カ月前にミニリフト、顎下脂肪吸引、約10か月前に頬脂肪吸引、 約4か月前に頬脂肪吸引、バッカルファット摘出術、ロアーリフトをおうけになられた術後再診時です。
中段:アキュスカルプレーザー(頬)施術後約1年、脂肪排泄促進注射4回注射(最後の注射から約2か月後)
    他院にてのフェイスリフト術前
下段:他院 名医 にてのフェイスリフト術後約2か月再診時です。
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他院で手術時に皮下から糸が出てきたとのことで「なぜミニリフトを受けたはずなのに糸がはいっていたのですか!?」と詰問されました。  おそらくSMASを引き上げた際の糸か(現在はとける糸で縫合していますがかつては溶けない糸を使用していました)、 ligament to ligamentで靭帯を縫合した糸か、 ミニリフトにMACSリフトを併用して処理していたので(わざわざMACSリフトとして名をつけてメニューにしているクリニックも多いのですがMACSリフトという名前で某国の医師が発表するまえから同様の手技をライフクリニックの勝間田先生に教わっていた自分は、わざわざ外国人の名づけた名前を冠してオプション費用を徴収することはしていません。 最小の費用で最大の効果を得るべくミニリフトでもいわゆるSMAS処理、ligament処理、MACSリフト処理)を併用しています)その糸であろうと思われましたが、糸リフト+皮膚切と思われたのか、そのように思わせるような説明を他院の先生がなされたのかはわかりませんが、少し遺憾でした。

私はメスをいれてもあまり効果がないと思われるケースに関しては手術に消極的ですが、今回は患者さんが「できることは全部やったと思ってますので心のくもりが晴れました。」と非常に満足されており「さすが名医」と脱帽しました。
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私も名医の先生のように患者さんを満足させて差し上げることのできる手術ができるように日々精進していきたいと思います。



朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり
by shirayuribeauty | 2013-11-30 23:57 | 美容外科
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