本日御紹介の患者さんは性交痛のため今まで性交が完遂できたことがない、産婦人科で相談するも治療されなかったとの御悩みで御相談にこられました。
診察をしてみると処女膜強靭症の症状の診断にて手術療法による治療可能と判断されたため治療をお受けになられました。
切除した強靭処女膜です。

狭窄していた膣部分も同時に治療しました。 今回の手術で完治されたと思います。
今後は悩みが無くなりパートーナー間のわだかまりも解消し幸せな人生を送られることを祈っています。
もし今回の手術で改善がなければ必ず再診にいらしてください。
まだまだ改善させる方法はあります。 物理的な狭窄である以上は必ず治します。
今まで私が治癒可能と診断したケースで治癒を得なかったケースは1例もありません。
処女膜をめぐる悲喜こもごもの話が古来からありますが、実際痛みという辛さがある以上は本来ならば産婦人科で保険適応でされるべき手術だと思います。
しかし実際に専門医達が「病気でないから」と積極的に取り組まないもののなかにも深刻な悩みを抱えていらっしゃる方々がいる以上 可能な限り廉価な施術費で一外科医として寄与していきたいと思います。