本日ご紹介の患者さんは他院にてプロテーゼに軟骨をつけて留置する手術をおうけになられるも鼻先の軟骨がうきでてきたため二回表面(!?)から切開して軟骨切除をうけかつプロテーゼ除去したが軟骨の浮き出た状態が改善しないため修正治療をおもとめになりご来院された患者さんです。
その医院で2度修正手術もおうけになられるも改善なく他のさまざまな医院でも改善できないとお断りされたとのことで手術のご依頼をお引き受けすることとしました。
上段:術前です
下段:術後約1.5か月再診時です。

(写真はクリックすると拡大します)
移植軟部組織は婦人科組織を用いています。
ご感想は「まあ満足(4/5)」と順調な経過です。
万が一再度透けてきた場合はレーザー治療等のアフターケアを行いますので定期的な検診は重要です。
またの御再診をお待ちしております。
追記記事:
20130417
★ 鼻先軟骨移植後透見に対する治療
・基本治療としては軟骨トリミング+軟部組織移植を行います
・再手術操作になりますので皮膚の栄養状態不良により術後しばらくして再透見状態になる可能性があります。
・その際はレーザー治療等によるアフターケアが重要ですので必ず定期的に検診にいらしてください。