今日は1853年にマシュー・ペリー米東インド艦隊指令長官が、米国大統領の親書を携え軍艦4隻で浦賀に来航した日になります。 この黒船来航にて日本の太平洋における新たな歴史が始まることとなりました。
本日ご紹介の患者さんは臀部を大きくしたいとのご希望にてご相談にこられました。
臀部を大きくする方法としては
0.大臀筋、中臀筋の筋肉増大トレーニング (ご自身の努力が必要)
1.ヒアルロン酸注入 (効果は数か月)
2.脂肪移植 (定着率によって数回の施術が必要になる可能性あり)
3.エンドプロテーゼ注入 (一回に注入できる量がスイスの製造販売会社の顧問医師の推奨では片方上限50ccのため満足いくまでに何回かの注入が必要かつ満足量に達するまでには非常に高額な費用を要する見込)
4.臀部プロテーゼ留置術 (リスク:キズ)
等が挙げられます。
患者さんは半永久的な効果をご希望されかつプロテーゼ留置によるキズはどうしても避けたいとのご希望にてエンドプロテーゼ注入術をご希望されました。
エンドプロテーゼはリスクとして
1.長期予後が現時点では不明
2.注射でいれることができ、カプセル化されるため除去も可能とされているがシリコンバックと比較し完全な除去は保証できない。
3.一回に注入できる量が製造販売元の顧問医師Dr.Alain Tenenbaumの推奨では一回片方上限50ccのため満足いくまでに何回かの注入が必要かつ満足量に達するまでには非常に高額な費用を要する見込
が挙げられます。
Dr Tenenbaumの推奨に従い今回は両方で100mlまでしか注入できない旨を患者さんにお伝えして希望の形態になるまでは何回かの注入が必要になるかもしれないリスク等了承を得て施術のご依頼をお引き受けしました。
上段:術前です。
下段:術後約1週間再診時です。

御満足度は「今の状態だと不満(1/5)です」とのことでした。
「丸みがふっくらないのでまた増やすかシリコンをいれるか相談したい。」とのことでした。
シリコンバックは通常片側180cc~300cc程度なのでそれと比較すると一回にいれられる量が50ccのエンドプロテーゼでは満足のいく大きさやサイズにならない可能性が高いのは自明です。
基本的はエンドプロテーゼで大きくすると方針を決めた以上3か月あけてエンドプロテーゼ再注入がよいと考えますがやはり要する期間や金銭的な問題等でシリコンバックでの豊尻をご希望されるのであれば考慮いたします。
またの再診をお待ちしております。
追記: 2012.09.17記事
2013.03.08記事
先日お心遣いをいただきました。

ありがとうございます。どうかお気を遣わないでください。