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腓腹筋神経切断術 (ふくらはぎスリム形成術 オープン法)およびふくらはぎ脂肪吸引
本日ご紹介の患者さんは約2年半前とにNICRをお受けになられるも変化があまりなかったとのことで3か月前に再度NICRをお受けになられました。

しかしそれでも変化がなく どうしてもふくらはぎを細くしたいとのご希望にて 神経切断術 + ふくらはぎ脂肪吸引をお受けになられた患者さんです。


左:術前です。                    右:術後約1か月再診時です。
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「家ではかると34.5cm 今まで38cmだったので本当に本当にうれしいです!」とのご感想で「満足(5/5)」と順調な経過です。 


術後約3週の時点で右膝のみ急に痛むということがあり神経再生時の痛みか!?と疑いましたがほぼ同時にお受けになられた太ももの脂肪吸引が原因と思われる太もも内側の硬縮によるひきつれが神経を刺激していたようで同部位のマッサージにより軽快したというエピソードがありました。

その後は特に問題なく順調な経過です。


ふくらはぎ神経切断術(ふくらはぎスリム形成術 オープン法)のリスク
・出血・化膿・腫張・硬結が生じる可能性。
・傷跡・瘢痕・機能障害が生じる可能性。
・運動能力の低下が生じる可能性。
・腓腹筋が萎縮してもそれ以外の筋肉が代償的に太くなる可能性。
・細くなりすぎたと本人が思っても筋肉量では太さを戻すことは困難(戻すとしたら通常は脂肪移植になります)。
・再手術を要する可能性。
・膝の真後ろを横に切る長さ約3センチの傷。傷の赤みが取れるのは平均で3~6ヶ月
・断端神経腫が生じる可能性
・CRPSという病態が生じる可能性

神経切断術はライフクリニックの勝間田先生がフクラハギを細くする手術(LDDN法)として研究開発され私も内視鏡による切断研究~直視下の切断までご指導いただきました。
ふくらはぎの神経切断術の第一人者として推薦します。
by shirayuribeauty | 2012-06-26 23:32 | 美容外科
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