本日ご紹介の患者さんは
処女膜再生術をご希望された患者さんです。
処女膜再生術に臨むにあたりいつも西丸 與一先生が書かれた「法医学教室の午後」の『約束』にでてくる相手にとって重過ぎる男の純愛と『美しい業を見た』にでてくる自らの肉体を傷つけてまでそれに応えようとする女性の壮絶なまでの愛の話を思い出します。
処女膜再生術は一般的な美容外科でおこなわれいる単純縫合法(これは数週間以内に性交を行わないと糸がとれてしまう方法ですが簡便な方法です。)と生の創縁をだして再形成&癒着を試みる精密縫合法があります。
今回ご紹介の患者さんは精密縫合法をご希望されたので精密な再生手術を行っています。
上段:術前
下段:術直後です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
麻酔法により術中の痛みはまったくありません。
単純に縫縮するのではなく創縁が再癒着するように精密な再生手術を行っています。
良き人生の出直しを願っています。
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうかお気を遣わないでください。
今年は日本にとって大変な一年であったと思います。
自身にとっても非常に忙しい一年でした。
来年がよりよい年になることを祈っています。
皆様におかれましてもよいお年をお迎えください。