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ほうれい線脂肪移植、赤ら顔改善目的MIPL(光治療)
今日は第三次日英同盟が締結された日になります。
1923年8月17日に失効するまでの間、日本の外交政策の基盤となりました。

また今日は1948年に優生保護法が公布された日になります。
この優生保護法により1964年に後に裁判所が求めるところの十分な診察を行わずに性転換手術(性別適合手術)を行った産婦人科医師が1965年に優生保護法(現在:母体保護法)違反により逮捕され、1969年に有罪判決を受けたいわゆるブルーボーイ事件がおきました。 これにより「性別適合手術は違法」というイメージがもたらされ、現在で言うところの性同一性障害に対する手術療法までもが制限される結果を生じました。このため1998年に埼玉医科大学が行うまで、日本国内で正式な性転換手術(2002年に性別適合手術に名称変更)は行われませんでした。

この余波は大きく(現在でも非常に限られた数の施設のみが性別適合手術を行っているため)、現在でも多くの性同一性障害の方々が日本国外で性別適合手術をお受けになられています。


本日ご紹介の患者さんはほうれい線のふかみの改善にほうれい線脂肪移植を、赤ら顔改善目的にMIPL(光治療)をお受けになられた患者さんです。

上段:術前です。
下段:脂肪移植術後2か月再診時です。 その2か月の間に赤ら顔改善目的MIPLを2回行っています。
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腹部より脂肪を採取しほうれい線に移植をおこなっています。肌はきれいになったが赤ら顔が改善したかどうかはよくわからないということでした。

その後4か月以上再診にいらしておりません。 便りがないのは良い便りと信じたいですが、定期的な検診は重要です。またの御再診をお待ちしております。


先日お心遣いをいただきました。
ほうれい線脂肪移植、赤ら顔改善目的MIPL(光治療)_d0092965_18293388.jpg

ありがとうございます。どうか御気を遣わないでください。
by shirayuribeauty | 2010-07-13 23:38 | 美容外科
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