今日は1944年に米国がサイパンに侵攻してきた日になります。
サイパンの歴史は1521年3月6日にマゼランがヨーロッパ人として初めてマリアナ諸島を発見したのち3世紀に渡りスペインの統治下にされたことより西洋史に現れてきます。1898年、米西戦争でスペインの支配は終わりドイツに売却され、同島はドイツの流刑地となりました。
1914年7月、第一次世界大戦が勃発し、10月14日には連合国側であった日本が(当時はドイツは敵国)赤道以北の南洋諸島全体を占領しました。1920年には国際連盟の
委任統治領となり、同島には日本の南洋庁サイパン支庁が置かれ、サイパン島は内地から南洋への玄関口として栄えていました。
この地に大東亜戦争中の1944年6月15日米軍が上陸を開始しました。
激しい戦闘の結果、追い詰められた日本兵や日本人民間人はアメリカ兵からの投降勧告に応じずいわゆる
バンザイクリフ(サイパン島北端マッピ岬)や
スーサイドクリフ(マッピ山北面の崖)から投身自決しました。
自決者は1万人にのぼるとも言われておりバンザイクリフの海は血で真っ赤に染まり、死体の海と化したとされています。
米国の占領後、1947年に国際連合のアメリカ合衆国信託統治領となり現在に至っています。
本日ご紹介の患者さんは鼻尖縮小、小鼻縮小(鼻翼縮小)、鼻プロテーゼ留置術 を脇山先生の執刀でお受けになられた患者さんです。
左:術前です。 右:術後約5か月再診時です。
「傷も気にならないし、大変満足しています。」とのご感想でフェイススケールも「満足(5/5)」と順調な経過です。