乳頭縮小術

昨日横浜から夜行高速バスにのって和歌山の学会にいってきました。
日本最小侵襲整形外科学会という学会でなるべく手術における体への侵襲(ダメージ)を少なくするために色々と術式を発表しあい討論する学会です。
朝7時過ぎに和歌山に着くと徹夜の乗車でお腹も減っていたので学会場のホテルで朝ごはんでも食べようとホテルのレストランにはいりました。隣のテーブルでなんだか「気」を感じる方がいらしたのでちらっとみてみると最近テレビ等で有名な(予約が数年待ちらしいです)西島脊椎クリニックの西島先生が朝食をとられていました。できる人は朝早くしっかり朝食をとられ、発する気も違うものだと関心しました。
そんなことに関心しつつなかなか普段から和食の朝ごはんが食べる機会がない私はホテルアバローム紀の国のごはんが美味しく6杯もお代わりしてしまいました。
その後西島先生の発表を聞きましたが個人開業クリニックにも関わらず脊椎の前方徐圧術だけでも年間240例も手術をされているとのことでびっくりしました。
世の中にはやはり凄い人がいるものです。 
午後は内視鏡のドライトレーニングに参加しました。 二人一組でしたが同席の先生は香港の整形外科の先生でした。 日本のトレーニングセミナーではあまり外国の先生を見かけないので意外でしたがそれだけ日本の脊椎外科が認められているということかもしれません。

翌日の仕事があるので今回は一日しか参加できませんでしたが最小侵襲外科の知見として得るものが多く満足でした。

最小侵襲で最大効果を得るのが外科手術の極みだと思います。
医療行為は患者さんにとって肉体的、精神的、経済的最小侵襲、最大効果 であるべきですし自分も常にそれを心がけて診療に臨んでいるつもりです。 患者さんには至らない点があれば遠慮せずおっしゃって欲しいと思っています。

今回ご紹介の症例は乳頭縮小術の症例です。

Lewis法で行いました。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
上段:術前です
下段:術直後です
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綺麗に仕上がりますように!
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# by shirayuribeauty | 2006-12-02 23:14 | 美容外科
二重切開 ・ 修正
今日は二重切開修正術のご紹介です。

患者さんは10ヶ月前に前医にて二重切開術をお受けになられましたが次の点で修正の希望があったようです。
1.二重の幅をもっと狭くして奥二重のようにしたい。
2.眠たそうに見える眼を改善してパッチリしたい。

手術を受けた前医にて修正を希望して相談されたそうですが「切開二重の幅は狭くできない」とのお返事だったとのことで私の元にこられました。

よく「切開二重にすると幅は狭めることはできないんですよね?」と聞かれることが多いですがもちろん困難な症例はありますが通常は不可能ではありません。
状態によっては前回の切開線の下に新たに切開線をいれなくてはならず傷が新たについてしまう場合はあり得ます。

今回のプランとしては
1.の希望にたいしてはライン修正術
2.の希望にたいしては眼瞼挙筋前転術   を行うことにより修正術を行うこととしました。


上段:術前です。
    診察をしてみると確かに二重なのですがなんとなく眠たそうな印象があります。
中段:術直後です。
下段:術後約1週間後抜糸時来院時です。 (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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ライン修正以外は眼瞼下垂の手術と内容的にはほぼ同じになります。 
患者さん曰く「もうずっとこの眼だったような気がして手術前がどんな眼だったか忘れちゃった。」とのことでした。 

今日はたくさんの方から差し入れをいただきました。
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大島の旅行のおみやげだそうです。 ありがとうございます。
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コーヒーでした。 ありがとうございます。
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クッキーでした。 ありがとうございます。

気を遣われると恐縮します。 お気を遣わないで下さい。
深謝いたします。
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# by shirayuribeauty | 2006-12-01 22:20 | 美容外科
鼻中隔延長、鼻尖縮小、小鼻縮小
今日は先日ご紹介した鼻中隔延長、鼻尖縮小、小鼻縮小をお受けになられた患者さんの術後三週間後検診時の経過のご紹介です。

上段:術前です
中断:術後1週間再診時です
下段:術後約3週間後再診時です
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周りのお友達にはカミングアウトされて手術をお受けになられたとのことですがそれでも周りのお友達が変わりぶりにびっくりされているそうです。
喜んでいただけて幸甚の至りです。
順調な経過です。 
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# by shirayuribeauty | 2006-11-30 23:59 | 美容外科
頬骨弓リダクション、エラ削り
顔面の輪郭手術として挙げられる3つの代表的な手術として頬骨弓リダクション(頬骨削り、切り)、エラ削り(切り)、顎骨削り(切り)があります。
美容外科における輪郭手術としての顔面骨手術は昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて美容外科の一般的なメニューとなりました。 当時の十仁病院におけるその技術の研究開発の第一人者が現ライフクリニック院長の勝間田先生になります。現在も連日のように顎削り(切り)や頬骨削り(切り)、エラ削り(切り)をこなしており美容外科領域の骨削り手術に関しては実質日本一の経験数と思われる先生です。職人気質の先生でいわゆる紙広告等一切行っていないのに知る人ぞ知るクリニックとして日本中から輪郭形成の患者が集まってきて連日のように手術をなさっています。 日本の美容外科領域における輪郭手術の名人だと私は思います。


今日はその輪郭手術のうちの頬骨弓リダクション、エラ削りの患者さんのご紹介です。

上段:術前です
下段:術後半年以降再診時です (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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頬骨の出っ張りも解消しエラ部分もシャープになりゴツゴツした印象がなくなりました。
仕上がりにとっても喜んでいただけて私もすごくうれしかったです。

輪郭手術は骨を切ったり削ったりする手術ですので怖がられる事が多いですが適切な手術手技にて行えば安全に確実な結果が得られるので個人的には好きな美容外科手術の一つです。


今日は神楽坂名物 ペコちゃん焼き を差し入れに頂きました。
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なんと日本で不二家の飯田橋神楽坂店だけしか売っていないそうです。

そして名古屋からの患者さんからは私の大好きな味噌煮込みうどんを頂きました。自分の部屋へ戻ると忙しさを理由に!?全く使ってない電気コンロがありますので頑張って調理してみたいと思います。
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お心遣いありがとうございます。 深謝いたします。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-29 23:19 | 美容外科
鼻尖縮小手術、I型鼻プロテーゼ、鼻尖部軟骨移植
今日ご紹介の患者さんは鼻尖り縮小手術(クローズ法)、I型プロテーゼ、鼻尖部軟骨移植を行った患者さんです。

上段:術前です。
下段:術後約2週間後再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。
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御希望は鼻筋を全体的にスッと通して鼻先を細くして微妙に鼻先を下げたいとのことでしたのでプランとしては薄めのI型プロテーゼおよび鼻尖縮小、および鼻尖縮小の際に鼻翼軟骨から採取した軟骨を鼻先に移植するというものにしました。 

移植軟骨です
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すっきりした感じになりました。 元々モデルをされていてお美しい方でしたがよりお美しくなられたと思います。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-28 23:19 | 美容外科
鼻中隔延長術、鼻尖縮小術
今回は鼻中隔延長術、鼻尖縮小術の患者さんの症例の紹介です。

最近よく受ける質問に「鼻中隔延長術と鼻尖部軟骨移植術と鼻柱下降術 はどう違うんですか?」というものがあります。

非常に多い質問なのでここで説明させていただきます。

1.鼻中隔延長術・・・・・鼻の真ん中には鼻中隔軟骨という軟骨があります。 これに軟骨を継ぎ足し鼻先を伸ばす手術になります。 適応は後述する鼻尖部軟骨移植術では充分な鼻先の延長が期待できない場合になります。

2.鼻尖部軟骨移植術・・・・ 鼻尖部に段重ねにした軟骨を移植する方法です。 長所は簡便な術式ですが欠点は鼻翼軟骨の上に移植された軟骨は鼻翼軟骨がたわむことによるクッション作用により微量しか延長できない点です。 鼻翼軟骨の硬さ、皮膚の硬さ、移植軟骨の厚さの複合係数により延長量が決まりますが1~2mm程度なのが通常です。

3.鼻柱下降術・・・・ 鼻の穴と穴の間の鼻柱と呼ばれる部分を下に下げる方法です。 軟骨やインプラントを用います。 鼻先を下げたり延長する術式ではありません。


よくご相談をうける内容として「鼻先を下げられるか?」というものがありますが診察の結果、手術可能であれば術式として上述の1.か2.を選択します。

今回ご紹介の患者さんはかなりのアップノーズに加えて2.の術式では移植軟骨の支持基盤となる鼻翼軟骨がかなり柔らかく鼻尖部軟骨移植では充分な鼻先の下げ幅が得られないと考えられたため1.の術式:鼻中隔延長術を選択しました。また鼻先を細くしたいとのご要望があったため鼻尖部縮小術も併用しています。 御希望によりインプラントは一切使用しませんでした。

上段:術前です
下段:術後 一週間の再診時です
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鼻先が高くなりかつ下がって喜んでいただけて幸いでした。

今日はとらやの差し入れをいただきました。
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ありがとうございます。御厚情を深謝します。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-27 23:41 | 美容外科
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクション、頬骨削り
今日は頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクション、頬骨削りの患者さんの症例紹介です。

頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨の張りを減少させる手術となります。

この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。

1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。

2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 

3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 


さまざまな術式を経験してきた結果、結論から述べますと一番よい方法は3の方法だと考えます。 なぜなら一番合理的で安全な術法であり手術結果が良いからです。 欠点は勝間田先生が学会発表等行っておらず多くの医師がその術法を知らないためその術式の良い点が知られていない点です。

今回の患者さんは頬骨再構築法(revision method)で行っています。
上段:術前です
下段:術後5ヶ月再診時です (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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頬骨のでっぱりもなくなり小顔になりました。 

心臓外科の南淵先生、側彎症外科の江原先生、美容外科の勝間田先生、等 えてして独創的ですぐれた手術をする人は案外大学におらず在野にいることが多いのが外科の世界の面白いところだと思います。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-26 22:49 | 美容外科
眼瞼下垂手術
「降り積もる深雪に耐えて色変えぬ、雄々しき松ぞ人もかくあれ」

どうやらエキサイトの基準では骨片の写真はいけないようです。 

昨日、今日と第40回側彎症学会に参加しに京都にいってきました。

先日の学会でもすごいと思いましたがやはり茅ヶ崎徳州会病院の江原先生の胸腔鏡視下脊柱変形前方矯正固定術は衝撃的でした。 

東京都済生会中央病院の鈴木先生といえばやはり側彎症における有名な先生ですがその先生がinstrumentation(背骨を矯正する金属の器具)の米国の会社がイギリス人Drの意見はとりいれるのに日本人Drの意見をまともに聞き入れないとお怒りだったのが印象的でした。 そこで日本人による日本人のための脊椎固定システムとして昭和医科工業株式会社からMYKRESというシステムを開発したという話を聞きMYKRES開発の裏話を始めて知りました。

脊椎固定道具はまっとうな医療用具!?なので日本で研究開発できますが美容外科領域におけるインプラントは日本では全く開発できません。 鼻のシリコンプロテーゼも顎のシリコンプロテーゼも豊胸のバックも全て外国製です。 豊胸のシリコンジェルバックなどは日本でかなり使われていますが米国のFDA認可を受けたのはなんとつい先日の11月17日です。
日本では美容外科領域のインプラントは使用する医師の責任下において個人輸入を行い使用しているのが現実です。 日本での許認可がおりないため美容外科領域における製造業も全く発展していません。 現実は日本国内で美容外科用インプラントが大量に消費されているのにも関わらず厚生省が積極的に関わらないのは何か問題がおきたときに個人輸入している医師の責任が問われるのみだからでしょう。 厚生労働省が許認可を行えば何か問題が起きた時に厚生労働省まで責任の矛先が向くからという消極的な対応だと思われます。 現実問題としてはこれだけ国内で使用されている以上は自国民の健康の保護およびそれに付随する産業の育成のためにも厚生労働省は医療用具としての許認可を行うべきではないでしょうか? 

閑話休題
 「父親たちの星条旗」という映画を観ました。 
小学生の時に硫黄島における死闘体験記を読み火炎放射器で黒こげにされた同胞日本兵達の無残な数々の遺体の写真に脳天を割られるような衝撃をうけた自分にとって現在は日本の主権の回復した領土にも関わらずかつて占領の印として星条旗が立てられた硫黄島のあの場所に現在でも記念碑が残っているのは屈辱的なことに感じます。擂鉢山から見渡す限りの海を映画のシーンのあのように敵艦隊に埋め尽くされた当時の日本守備隊の気持ちを思うといたたまれなくなりました。
イーストウッド監督の描き方が米国映画にありがちな米国=善とした勧善懲悪的なものでないのが救いです。

以前、米国のN.Y.に行ったときにエンパイアステートビル(Empire State Building)(1931年築:102階立て381m:1950年代に電波塔が追加され現在443m)に登りました。 一望にN.Y.を見渡して戦前にこんな途方もなく高いビルを建てることのできた技術力を資本力をもった米国と戦争をせざるを得ないまで追い込まれたかつての母国のことを思っていたたまれなくなったことを思い出しました。

今日は眼瞼下垂手術の患者さんのご紹介です。
上段:術前です
下段:術後半年再診時です (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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眼瞼下垂手術は眼瞼挙筋を前転することにより行っています。
二重切開術より腫れが落ち着くまでやや長くかかります。
眠たそうだった目が術後は活力ある目になり喜んでいただけるため私の好きな手術の一つです。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-25 23:12 | 美容外科
乳頭縮小、顎骨削り
エキサイト側は骨の写真を禁止行為としているのかも知れません。
23日のものと24日のものどちらが削除されるかそれとも両方削除されるかによりエキサイト側の禁止行為の基準が見えてくると思いますので24日分は骨の写真を消去して乳頭の写真を載せます。

乳頭縮小術には何通りか手術法があります。

私が主に行う手術を列挙すると

1.セツ状切除法:上部をセツ状に切り取り縫合する手術になります。長所は壊死等のリスクはほぼない点ですが短所は乳管が閉じてしまうことです。(授乳時にまた来院していただければ通管させることは可能です)
2.Lewis法: 基部をドーナツ状に切り取り上部をケーキカット状に部分切除しサイズダウンをする方法です。 長所は乳管が温存される事です。 短所は基部が細くなる分壊死のリスクが起こりえる点です。 
3.単純切除縫合法: 単純に切除したり縫合する方法です。 長所は乳管が温存され壊死のリスクもほぼない点 短所は上記2法と比較しガーゼ交換に頻回に来院していただかないといけない点です。

今回ご紹介の患者さんは乳頭が大きくやや垂れた形態を直されたいとのことでした。
上段:術前です
下段:術後です
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ブログに載せてもいいですか?とお聞きしたところ「見ていますよ」と言われてちょっと恥ずかしかったです。ご快諾ありがとうございました。


今日は顎骨けずりの骨の写真をUPするお約束を患者さんにしたのでUPします。
顎骨けずりというと骨をゴリゴリけずることをご想像される方もいらっしゃるようですが実際は写真のように切り落とすケースがほとんどです。方法としては切り落とし法と中抜き法がありそれぞれどちらの術式が適切かは論争がありますが20年以上の臨床経験をもちどちらの術式もされてご比較された某病院の口腔外科の部長先生によると最終的な仕上がりは変らないようです。どちらの方法にせよ切り落とした角の微調整が美しい仕上がりの要となります。

美容外科における輪郭手術としての顔面骨手術は昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて美容外科の一般的なメニューとなりました。 当時の十仁病院におけるその技術の研究開発の第一人者が現ライフクリニック院長の勝間田先生になります。現在も連日のように顎削りや頬骨削り、エラ削りをこなしており美容外科領域の骨削り手術に関しては実質日本一の経験数と思われる先生です。職人気質の先生でいわゆる紙広告等一切行っていないのに知る人ぞ知るクリニックとして日本中から輪郭形成の患者が集まってきて連日のように手術をなさっています。


顎先の骨です。患者さんの御希望によりこれを形成してE-lineがでるように前方に移植しました。
(エキサイトの禁止行為に抵触する可能性がある写真のため削除しました。)

顎骨削りの手術は完全な完成までは約6ヶ月かかります。
それまでは腫れのせいでややゴツゴツした印象になりますが必ず半年後には子顔になります。
綺麗な子顔になれますように!
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# by shirayuribeauty | 2006-11-24 10:59 | 美容外科
二重切開,ROOF切除
今日ご紹介の患者さんは切開二重術をおうけになられた後にルーフ:ROOF(retro orbicularis oculi fat)切除をお受けになれられた症例です。

上段:二重切開術前です。 (上眼瞼の黒い線はマーキングの線になります)
中段:二重切開術術後約8ヶ月後再診時です。
下段:ROOF切除後約2週間です。
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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初診時は厚ぼったい瞼だったので眼窩脂肪および瞼板前組織、隔膜前脂肪の切除および余剰皮膚切除を行いかつ目の見開きを良くする為に眼瞼挙筋の処理を行いました。
しかし上瞼の厚ぼったさがまだあるとのことでご相談をうけ、これはルーフ(ROOF:retro orbicularis oculi fat:位置的に眉毛の下、深さ的に眼輪筋の下にある脂肪の塊です)が影響していると判断しROOF切除を行いました。 術中所見としてはかなり厚めのルーフ:ROOFが存在していました。

今後腫れが落ち着くにつれ腫れぼったさが改善したのがよりはっきりとわかると思います。

閑話休題

先日奈良にいったせいか新聞の奈良関係の記事が目につきます。

奈良県の職員の休暇不正問題、搬送病院先たらいまわしの結果妊婦死亡事件、そして最近の酔って頭部外傷を受傷した男性を救急隊が搬送を拒否し翌日意識不明となり脳内出血が判明した事件等・・  

おっとりとした奈良は好きですがこのような事件はおこってほしくないものです。

そういえば以前、形成外科の先輩の当直話としてその先輩が当直中に酔って顔面外傷を受傷した患者さんが夜中にきてフェイスリフトばりにチマチマ縫合して帰したら翌日朝亡くなっているのが発見されたという話を聞いたことがありました。 死因はやはり脳内出血だったそうです。 

酔った人の頭部外傷はどんなに一見軽度でも必ず頭部CTを! は救急医の鉄則ですが案外と他科の医師は自分の専門領域に意識がついいってしまうため見落としがちです。  

奈良県の消防隊は「泥酔状態で、鼻血と左顔面に擦り傷があったが、痛みを訴えていなかったことや会話もできたことから、救急搬送の必要性は低いと判断した。判断は適切だっと思う」とコメントされているようですが救急医がこれを聞いたら激怒すると思います。

しかし現場の苦労としてはこの酔った人というのはホトホト困ります。
ひどい人になると顔面から血がどんどんでているのに処置しようとしても「痛ぇ なにすんだ てめぇ」と殴られそうになることもしばしばです。かといって「じゃぁ ご勝手に」と管理責任がある立場としては放置できません。 時々当直の際にこのような大トラさんに出会います。
患者さんから暴力を振るわれる危険、 誤診の可能性が生じる危険 など非常に高リスクなのが救急現場です。 それなのに他科の医者からは知識や技術が浅く広くのせいか馬鹿にされ(馬鹿にする医師の方が愚か者だと私個人は思っていますが)納得のいかない先生方も多いと思います。 しかしここではっきり言います。 「救急医は素晴らしい。」 頑張ってください。

これから年末にかけてお酒を飲む機会が増えると思います。 ほどほどにするようお気をつけください。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-21 23:59 | 美容外科
ヒアルロン酸分解、脂肪移植豊胸
今日は先日再診にいらした脂肪細胞移植豊胸による患者さんの術後経過の紹介です。

初診時は他院でSubQ(ヒアルロン酸)豊胸をお受けになられた後でのご相談でした。 SubQが入っていると脂肪細胞の定着に悪影響を及ぼす恐れが充分考えられたので案としてはそのままSubQで豊胸を行うか、SubQを一度分解してから脂肪細胞移植を行うか、SubQ豊胸を行った医師にSubQを注入した層と異なる層にて脂肪細胞移植をしてもらうかが考えられました。

今回は結局SubQを一度分解してから脂肪細胞移植を行うことになりました。

上段: SubQ(ヒアルロン酸)分解注射注入前です。 
中断: 分解されて通常の状態に戻った状態です。
下段: 脂肪細胞移植後9日目の再診時です。
(写真は患者様の快諾を得て供覧しています)
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他院で注入されたヒアルロン酸は乳房の上部にはいっており乳房のフォルムとしては美しいといい難い状態でした。 触感もしこり状になっていましたがヒアルロン酸分解注射によりきれいに消失しました。 その後左右200ccずつ脂肪細胞を移植しています。

脂肪細胞を200cc以上(例えば300ccずつ等)移植すれば術後見栄えがよくなるのですが、やはり可能な限りしこりや石灰化の合併症の発生確率を抑えるために上限を200ccとして何回かにわけて除々に大きくする手法を私はとっています。

今回の脂肪もしっかりと着いてくれますように!
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# by shirayuribeauty | 2006-11-20 22:42 | 美容外科
肛門美容外科&鼻プロテーゼ抜去
まず今日は11月15日に記載したブログ分についてです。

今日の患者さんで肛門美容外科手術の術前、術後の写真ブログ掲載を快諾してくださった患者さんがいらっしゃいましたのでどのように載るかを診察後カウンセリング室でお見せしようとしたところ「??? あれ? ない?」となりエキサイトに削除されたことが判明しました。

どうやら術前術後の写真がエキサイトのなんらかの規約に抵触するようなので再度写真抜きで文章のみで載せます。

以下11月15日記載分です。

「肛門領域の病気といえば痔が有名ですが痔といっても)痔核、2)裂肛、3)痔瘻の三大疾患がありそれら3つの治療で肛門科の患者さんの多くが占められています。
他にも脱肛、肛門皮垂(skin tag)などの疾患がありますがskin tagに関しては見た目は悪くても内外痔核が奥にない場合は「病気でないからそのままで大丈夫」と肛門科医に突き放されてしまう患者さんがしばしばいるようです。

婦人科手術の御依頼の際に相談が多いのがこのskin tagに関してです。

今回ご紹介の患者さんは肛門部の隆起を彼氏に指摘され肛門科にいくも様子見でいいでしょうといわれて困っていたとのことでした。 本人は疼痛や出血等の自覚症状はなく彼氏が気持ち悪がるのがいやだとのことでした。
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)

1.術前です          2.術直後です          3.術後2ヶ月です
エキサイトの規約に写真が適さないようなので載せません

skin tagは消失し綺麗になられてよろこんでいらっしゃいました。 生物はsymmetry(対称)な形態を美しいと感じる習性がありますから(例えば雄クジャクのあの美しい羽もメスは色彩よりもsymmetry(対称性)に惹かれるようです)、skin tag等の存在によって対称性が損なわれるとマイナス点として脳にインプットされるデメリットが存在するため、無症状といえども美のために切除、形成するという考えは先進的でこそあれ恥ずかしがる必要はないと思います。

口腔から肛門までの領域は人体の栄養の摂取、排泄をつかさどる非常に重要な経路ですが痔を始めとする肛門領域の治療に真面目に取り組む医者は他の領域の医師達から蔑視される傾向が歴史的にありました。イギリスでは肛門科医を pile doctor という蔑称で呼ぶ医師たちがいました。  美容外科領域でも非常にマイナーで全く評価されない分野になりますが職業に貴賎なしならぬ臓器に貴賎なしの考えからいけば同部位の形態を整えて差し上げるのも美容外科医術の貢献できる箇所だと思います」


以上 11月15日記載分です。

今日の紹介症例は鼻プロテーゼ抜去です。

鼻プロテーゼを抜去にご相談にこられる方みな術後の鼻の変形等をきにされますが通常まずそのようなことはおこりません。 プロテーゼが入っていたまわりにカプセルが形成されますのでその分多少鼻背のボリュームがアップするので術前よりは微妙に鼻が高くなるケースが多いようです。

上段:術前(他院にてプロテーゼ留置術を受けています)
下段:プロテーゼ抜去後術後約半年です
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術後経過良好とのことでした。 
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# by shirayuribeauty | 2006-11-19 22:33 | 美容外科
鼻柱下降術
鼻柱下降術の患者さんの紹介です。

鼻柱下降術は用いる材料として
1.ヒアルロン酸
2.耳軟骨
3.プロテーゼ

等があります
1.の長所は手軽に施術可能な点、 短所は鼻根部とことなりヒアルロン酸は同部位に保持されにくいことです。

2.の長所は自己組織のため定着すれば半永久的な点、短所は採取部位を傷つける点です。

3.の長所は形態の加工が容易であり抜去も容易である点、短所は移動や感染の問題がある点です。

これらの長所、短所を考慮していただいて鼻柱をさげる術式を患者さんに選択していただいています。

左:術前                    右:術後
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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鼻柱がさがりすっきりとした印象になりました。


今日はBLS(Basic Life Support)の更新トレーニングに行ってきました。2年ぶりの更新トレーニングでしたが心臓マッサージの回数と人工呼吸の回数が成人、小児は30:2となっており(小児は二人体制の時は15:2)、AED:Automated External Defibrillator「自動体外式除細動器」の使用もトレーニング内容に加わるなど蘇生術の基本ガイドラインも変更点がいくつかありました。テストも無事満点で終了しツイてました。 

BLSはAHA(America Heart Association)が作成したガイドラインに基づくトレーニングですが米国はこのようなシステマティックなトレーニングシステムや評価システムを作るのが上手いと思います。 
システムによって技量というのは信じられないぐらい飛躍的に伸びます。
日本の医療システムは総体としてはWHOが一位と認めるものですが医師の個々の技量を伸ばすシステムに関しては残念ながら米国の後塵を拝しているように感じます。

米国は今でもあのミッドウェイ海戦をコンピューターブラフィック化し毎週のようにケーブルテレビでその映像と解説を流しているような国です。 「なぜあの時勝てたのか?」 戦勝国でありながらもそれを大衆レベルの番組で今でも分析しているのに、かえす日本ではまったくそのような状況ではありません。 「何故負けたのか?」 負けた事実を直視することは確かに辛いことです。 しかし敗戦にも学ぶ点がいくつもあるはずです。 表層的な事象のみを記憶する学校の歴史教育のあり方が日本人の思考力の深みを奪っているように感じます。 

この米国の「何故?」 という考える原点がより良質なシステムを作り上げる原動力になっていると思うのです。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-18 23:14 | 美容外科
二の腕脂肪吸引
今日は二の腕脂肪吸引の患者さんの症例のご紹介です。

五ヶ月前に二の腕の脂肪吸引をされた患者さんです。
上段: 術前です
下段: 術後です
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ほぼ完成に近づいてきました。

お顔は脂肪排泄促進注射をお打ちになられてかなり効果がでていました。

何故か脂肪排泄促進注射はお顔には結構効果的です。 お顔に効果的な方でもふくらはぎの脂肪にはあまり有効でなかったりして同じ脂肪でも部位によって効き方が違うのが不思議です。 頬の脂肪でも普通の頬の皮下脂肪とバッカルファットでは肉眼的性状が異なるのと同様に身体の部位によって脂肪細胞の性質が異なるものと思われます。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-17 23:14 | 美容外科
たれ目形成
今日はたれ目形成、目頭切開をお受けになられた患者さんの症例の紹介です。

目頭部分は微妙な変化を求めていらっしゃったのでミニZ形成術を、たれ目形成はやや下瞼が外反気味に開くことを御希望されていたためたれ目形成外側法を用いています。

上段:術前
下段:術後  (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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気に入った形になれたと喜んでいただけました。 

最近患者さんとお話して思うのが多くの方がインターネットの普及とともにたくさんの情報を得ると同時にその情報にふりまわされている傾向がある印象を受けます。
また私が行う手術の費用が相場より廉価のためか色々と心配?してくださる患者さんもいらっしゃいます。

私としてのお返事としては孔子の言葉からの拝借になりますが
「 浸潤の譖り、膚受の愬え、行なわれざるを、明と謂うべきのみ 」 となります。
(しんじゅんのそしり、ふじゅのうったえ、おこなわれざるを、めいというべきのみ)
意味:じわじわと浸み込むような譖言(ざんげん)や、膚を掻きむしるような泣訴(きゅうそ)に惑わされず、事実に基づいて冷静に判断するのが聡明と云うものである。

では美容外科において事実とは何か? 「結果」になります。 美容外科は他科と違い一般の方にも結果がわかりやすい科であるのが特徴です。 執刀医の学歴、経歴、所属団体、国籍、人種、etcなどは関係ありません。
「結果」がきちんとでれば例え美容外科でも口コミで患者さんが来て下さいます。

御心配なさらないでください。 御心配してくださってありがとうございます。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-16 23:59 | 美容外科
鼻尖縮小術、小鼻縮小術、アップノーズ形成術
今回は鼻尖縮小術、小鼻縮小術、アップノーズ形成術をお受けになられた患者さんのご紹介です。

アップノーズ形成術は現ライフクリニック院長勝間田先生が昭和60年台に十仁病院勤務医時代に開発した手術法で鼻先を上に向ける手術になります。
最近は鼻先をさげたいという御依頼が多く鼻先を上げたいという御依頼はあまりないですが今回ご紹介の患者さんは鼻を全体的に小さくして垂れた感じの鼻先を上げたいというご要望により鼻尖縮小術、小鼻縮小術(外側法)、アップノーズ形成術を施術しました。

上段: 術前です。
下段: 術後です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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アップノーズの程度はあまり上げますと豚鼻みたいになってしまいますので上げる程度の抑え具合が重要です。 今回はご満足いただけて幸いでした。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-14 20:20 | 美容外科
鼻尖縮小術
鼻尖縮小術のご質問でよく「鼻の軟骨を処理するのですか?」とか「余分な組織を取ってくれるのですか?」とのご質問を受けます。

基本的にはどちらも処理を行います。 切除したものがどのようなものになるかは症例写真を供覧します。
写真の上の方は鼻翼軟骨を一部切除したものです。
下の方は鼻先の鼻翼軟骨周辺の脂肪組織を含んだ軟部組織になります。
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鼻尖縮小手術はこのような処置を行い、鼻翼軟骨を逢着し鼻先を細く整える手術になります。

鼻尖縮小手術の患者さんの紹介です。
上記写真の軟骨を鼻先に移植して鼻先をやや下げました。
上段:術前です。
下段:術後2週間目再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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先日頂いた差し入れはなんとクリスマス系の差し入れでした。
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ありがとうございます。
もうすぐ12月ですね。  今年もあと少し。 頑張っていきたいと思います。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-13 22:02 | 美容外科
膣前庭乳頭症<ちつぜんていにゅうとうしょう>(vestibular papillae of the vulva)
私は美容外科手術で婦人科の手術の御依頼を受ける事が多いのですが時々患者さんの中に小陰唇の内側にできているブツブツを何かの病気ではないかとご心配されている方がいらっしゃるので今回はそれについてお話します。

よくブツブツができていると思い浮かぶのは「コンジローマ」という性病ですが生理的にブツブツができている場合も非常に多いです。 膣前庭部(膣の入り口)や小陰唇にできる生理的ツブツブを膣前庭乳頭症(vestibular papillae of the vulva) といいます。これは性病ではありません。
男性にも同様のブツブツが亀頭周辺にありこれは真珠様陰茎小丘疹(pearly penile papules)と呼びますがこれの女性に相当するのが膣前庭乳頭症(vestibular papillae of the vulva)になります。
よく男性の真珠様陰茎小丘疹がフォアダイス(fordyse)と間違って呼ばれたりしますが真珠様陰茎小丘疹(pearly penile papules)フォアダイス(fordyse)は異なります。前者は亀頭直下部分にでき後者は陰茎皮膚部分にできます。フォアダイスは毛根の周囲にあるはずの脂腺がたまたまブツブツ様に存在したものです。真珠様陰茎小丘疹(pearly penile papules)フォアダイス(fordyse)もどちらも生理的現象であり問題ありません。
問題なのは膣前庭乳頭症(vestibular papillae of the vulva)にしろ真珠様陰茎小丘疹(pearly penile papules)にしろフォアダイス(fordyse)にしろ「コンジローマ」の診断の元に治療をする医師がいることです。ただの誤診はかわいいものですが(患者さんにとってはたまらないですが)中には確信犯の医師もいます。

問題となる尖圭コンジローマの特徴は
●増殖し続ける
●外見以外は自覚症状はない
●大きさは大小不同でバラバラ
●非対称性に発生
●表面の色は正常皮膚色と異なる

という点があげられます。  これに対して

膣前庭乳頭症(vestibular papillae of the vulva)
【特徴】
●生理周期によって大きさや数に変化がみられることあるがひたすら増殖ということはない
●痛みやかゆみがある場合がある
●大きさはほぼ均一
●膣口周囲から小陰唇内側にかけてほぼ対称性に多発・密集して存在
●直径1mm前後、長さ2~3mm程度の糸状乳頭様の形で表面の色は正常
となります。

具体例として写真を供覧します(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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これは大きさがほぼ均一でほぼ対称性に多発・密集して存在し糸状乳頭様の形で表面の色は正常であるため膣前庭乳頭症(vestibular papillae of the vulva) と診断できます。

気になる場合は簡単にレーザーや電気メスで焼却除去できますが生理周期によりまた発生したりする場合もありますからあまり気になさらないのが一番かと思います。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-12 23:34 | その他
鼻尖縮小、鼻中隔延長、小鼻縮小
今日は鼻尖縮小、鼻中隔延長、小鼻縮小の患者さんの術後一週間後検診時の紹介です。

今回の患者さんは正面から鼻の穴がみえるのが気になるとの事で数々の美容外科に相談にまわられたそうです。多くの美容外科では鼻のインプラントのみをいれることを勧められ、鼻の穴自体を目立たなくすることは不可能といわれたとのことでした。

また見積もり金額も100万以上だったりと大変だったようです。

何のご縁か私のところに辿り着きご相談をお受けしたところ彼女の願いは鼻を高くすることではなく鼻の穴を目立たなくすることだったので私の方針としては鼻全体を小ぶりの印象にするために鼻尖縮小術、小鼻縮小を行い、鼻先を下げて鼻の穴を目立たなくするために鼻中隔延長術を行うことを提示しましたところご納得されましたので手術を行いました。
上段:術前です。     
下段:術後1週間再診時です。  (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)   
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1週間後再診時にギプスを外した時はこちらもうれしくなるほど喜んで下さって心温まりました。
これからだんだんと傷も落ち着きより自然な感じになっていくことでしょう。

今日は日本内視鏡低侵襲脊椎外科学会に参加し茅ヶ崎徳州会総合病院脊椎・側彎外科 江原 宗平先生の側彎症手術の動画を見て感動しました。側彎症手術といえば独協医科大学の野原裕先生が知る人ぞ知る達人ですが江原先生の手術も素晴らしかったです。 

現在内視鏡脊椎外科の分野では帝京大学の出口先生が精力的に活動されています。今回、先生のお話でMED(Micro-Endoscopic discectomy)のみならずPED(Percuatneous endoscopic discectomy)という方法で経椎間孔より脊椎の側面よりヘルニアを摘出する技術が進歩し広まりつつある現状を知り日進月歩の技術に感動しました。 

脊椎外科は日本が世界をリードしている分野です。 先生方の益々のご活躍を願っています。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-11 22:32 | 美容外科
バッカルファット : Buccal fat
バッカルファット(頬脂肪体)とは頬筋と咬筋の間にある脂肪の塊で淡黄色の皮下脂肪と異なり濃黄色の卵の黄身程度のサイズのものです。

このバッカルファットが美容外科領域で手術の対象となったのは昭和60年代前半の日本の美容外科の金字塔であった十仁美容外科に始まります。 十仁美容外科の診療部長先生であった勝間田先生(日本の美容外科領域でエラや顎骨削りを始めた先駆者である先生です。現在ライフクリニック院長 )がエラ削りの手術の際、バッカルファットを取り除いた症例にて頬がキュッと締まった感じになるのを発見したのがきっかけて美容外科手術の一法として取り入られるようになりました。 現在美容外科でバッカルファットの手術を扱っているところの多くはの勝間田先生の薫陶を受けた先生方です。


本日の患者さんは今年の1月1日に私が手術をさせて頂いたおめでたい!?患者さんです。
今日は中国地方から新幹線を乗り継いでバッカルファット摘出の御依頼で御来院されました。
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通常は左右均等量なのですが今回は珍しく左右の脂肪量が異なりました。
いくら探しても深顔面静脈や耳下腺管がくっきり浮かび上がってくるだけで(術者としては傷つけたら大変なのでドキドキします)片方にはあまりバッカルファットがありませんでした。 人体は完全には左右対象ではありませんがこのようにバッカルファット量に関しても左右対称でないこともあります。

今年は1月1日から手術ができて私は幸せ者でしたが来年はスタッフの「日本人なんだからお正月は休むべき!」というブーイングにより1月1日は手術はできなさそうです・・・・・・・・。  寂しいです・・・・・。
もちろんスタッフみんなの協力があってこその手術ですからあきらめないといけないといけないかも知れません。 今日はスタッフに来年のお正月の件で念を押されてしょげました。


そういえばこれは何に見えますか?
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ヒルみたいにみえますがこれは切除した下くちびるの一部になります。
唇の縮小の際は縮小したい幅が決まればある計算式にて計算を行い切除量を決めます。
このように下くちびるは紡錘形に切除します。 腫れは約2週間で8割程度ひきます。

今日は東海地方からきた患者さんより差し入れを頂きました。
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いつも気を遣って頂いて恐縮です。
どうかお気を遣わないでください。
ご遠方よりお越しいただいてなおかつ差し入れまでいただき恐縮の至りです。
ありがとうございました。
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# by shirayuribeauty | 2006-11-10 23:59 | 美容外科