バッカルファット : Buccal fat
バッカルファット(頬脂肪体)とは頬筋と咬筋の間にある脂肪の塊で淡黄色の皮下脂肪と異なり濃黄色の卵の黄身程度のサイズのものです。

このバッカルファットが美容外科領域で手術の対象となったのは昭和60年代前半の日本の美容外科の金字塔であった十仁美容外科に始まります。 十仁美容外科の診療部長先生であった勝間田先生(日本の美容外科領域でエラや顎骨削りを始めた先駆者である先生です。現在ライフクリニック院長 )がエラ削りの手術の際、バッカルファットを取り除いた症例にて頬がキュッと締まった感じになるのを発見したのがきっかけて美容外科手術の一法として取り入られるようになりました。 現在美容外科でバッカルファットの手術を扱っているところの多くはの勝間田先生の薫陶を受けた先生方です。


本日の患者さんは今年の1月1日に私が手術をさせて頂いたおめでたい!?患者さんです。
今日は中国地方から新幹線を乗り継いでバッカルファット摘出の御依頼で御来院されました。
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通常は左右均等量なのですが今回は珍しく左右の脂肪量が異なりました。
いくら探しても深顔面静脈や耳下腺管がくっきり浮かび上がってくるだけで(術者としては傷つけたら大変なのでドキドキします)片方にはあまりバッカルファットがありませんでした。 人体は完全には左右対象ではありませんがこのようにバッカルファット量に関しても左右対称でないこともあります。

今年は1月1日から手術ができて私は幸せ者でしたが来年はスタッフの「日本人なんだからお正月は休むべき!」というブーイングにより1月1日は手術はできなさそうです・・・・・・・・。  寂しいです・・・・・。
もちろんスタッフみんなの協力があってこその手術ですからあきらめないといけないといけないかも知れません。 今日はスタッフに来年のお正月の件で念を押されてしょげました。


そういえばこれは何に見えますか?
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ヒルみたいにみえますがこれは切除した下くちびるの一部になります。
唇の縮小の際は縮小したい幅が決まればある計算式にて計算を行い切除量を決めます。
このように下くちびるは紡錘形に切除します。 腫れは約2週間で8割程度ひきます。

今日は東海地方からきた患者さんより差し入れを頂きました。
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いつも気を遣って頂いて恐縮です。
どうかお気を遣わないでください。
ご遠方よりお越しいただいてなおかつ差し入れまでいただき恐縮の至りです。
ありがとうございました。
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by shirayuribeauty | 2006-11-10 23:59 | 美容外科
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