今を生きる
昔、高校生の頃「今を生きる」(Dead Poets Society)という映画が上映されました。
結構デカダンスな状態だった当時の自分は結構感銘を受けた記憶があります。

先日手術した患者さんがその題名「今を生きる」を思い出させてくれました。

ずいぶん以前からいろんな箇所の手術のご依頼をしてくださっている患者さんです。
先日も手術のご依頼をうけたのですが私はもう手術をしなくても十分良い状態だと考え、思わず「〇〇さん、 そんなに必要以上に体にメスをいれて美を追い求めて私も〇〇さんもいずれは土に帰るんだし手術をしなければ余分なお金を使わなくて済むんだしほどほどにしませんか?」と言ったところ猛然と次のように言い返されました。
「どうせ死ぬんだから人生を目いっぱい楽しみたいの。 今を最大限に充実させたいの。
今まで色々手術してきて綺麗にしてくれた先生に感謝している。自分で一生懸命稼いだお金だからどう使うかは私が判断することだしもうすぐ〇〇歳になってしまうからどうしても若くいたいの。もっともっと綺麗になりたいから手術してください。」

私は自分の軽率な発言を恥じました。
「生きること」はある意味「もがくこと」です。
時の流れに沿って争わず歳を経て老いていくのも美しい自然の生き方ですがその流れに逆らって挑戦し続けるのもまた逞しく今を精一杯生きている証だと思います。

いずれは土に帰る我々ですが生きている今現在を幸せに楽しくする幸福の医術が美容外科でした。 

今を楽しむということは必ずしも享楽的だとは思いません。 何故なら生きるということはまさに「今を生きる」ということだからです。 

未来に希望をもちつつ今を幸福に生きる。 そんな生き方への一助となれればいいなと思っています。
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by shirayuribeauty | 2006-11-01 23:58 | 美容外科
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