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上下セットバック(歯槽骨区域骨切術),口角挙上(内側法)   術後約半年再診 
今日は大東亜戦争中の1944年に米軍が日本守備隊が守るグアム島に上陸開始しグアム戦が始まった日になります。 8月11日に米軍によって全島が完全占領されるまで18000人の日本兵の命が散りました。

グアムにおける最期の日本兵は28年後の1972年に発見された横井庄一伍長になります。


本日ご紹介の患者さんは口元を下げたい、口角を挙げたいとのご希望にて 第一選択として歯科矯正治療をお勧めするも リスクを考慮しても早い顔貌上の変化を得たいとの強いご希望にて上下セットバック(歯槽骨区域骨切術),口角挙上術をお受けになられた患者さんです。

   術後約半年再診時になります。
上段:術前です
下段:術後約半年再診時です
上下セットバック(歯槽骨区域骨切術),口角挙上(内側法)   術後約半年再診 _d0092965_07492605.jpg
ご感想は「満足(5/6)」と順調な経過です。
またのご来院をお待ちしております。



上下セットバックのリスク
・希望より口元が下がりすぎた風貌が術後気になる可能性。
・通常第一小臼歯を抜歯して後方に下げますが術後犬歯と第二小臼歯間に多少隙間が生じる可能性。
 その隙間が気になる場合は術後矯正もしくは補綴を要する。
・咬合が不良になる可能性(その場合術後矯正や補綴により改善)
・隣接歯の歯根露出、歯槽骨喪失が生じる可能性 (その場合歯周科的治療を要する可能性)
咬合が変わるため歯根破折が生じる可能性 (状態によっては抜歯しインプラントまたはブリッジの補綴を要する可能性)
・歯肉壊死 歯肉退縮が生じる可能性 (状態によっては歯肉移植等を要する可能性)
・歯槽骨壊死が生じる可能性 (治癒まで約6か月様子をみて場合によっては再建術を要する可能性)
・口蓋瘻を生じる可能性 (生じた場合は通常数か月で閉じますが半年経て閉じない場合は外科的治療を要します)
・感染
・全身麻酔のリスク



口角挙上のリスク
口内法の場合
・口腔内のキズのしこりが気になる可能性
・効果に不満足な可能性
・挙上しすぎが気になる可能性
・感染
口外法の場合
・キズが気になる可能性



先日お心遣いをいただきました。
上下セットバック(歯槽骨区域骨切術),口角挙上(内側法)   術後約半年再診 _d0092965_07554869.jpg
ありがとうございます。 どうかお気を遣わないでください。
またのご来院をお待ちしております。



by shirayuribeauty | 2018-07-21 07:33 | 美容外科 | Comments(0)
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