他院額アパタイト術後 慢性感染症
本日ご紹介の患者さんは他院にて約4年前に額アパタイト形成術をお受けになられ その後 感染症を生じ額が真ん中で割れ、穴から膿が出続けている、 そこで鼻中隔延長術も手術して曲がっているがどうにかならないかとのご相談にてご来院されました。


 そこの医院で施術後 明け方目が覚めたら医師のみが近くの部屋で寝ていてほかに誰もいなかった等 どこまで患者さんの話が事実なのか聞いていて悩むような話をなさるので当方もどう言葉をかけて差し上げたらよいのかわかりませんでした。

診察所見上 額中央部は陥没して排膿孔が中央に約4mm程度開いている状態、鼻先の曲がりを認めました。 鼻は喫緊の問題ではないと思われたので 慢性感染症状態になっている額の治療を先に行った方がよいとの診断をしました。  

慢性感染症の放置は 全身的には動脈硬化の促進 のリスク、 全身的および局所的には癌化のリスクが高まり得ます。 

患者さんご本人からは 「大丈夫  このままそのうち治ると3年間放置された。 気づいたらこんな目立つキズになってしまっていた。」 「今後自分のように苦しむ人がでてこないように美容外科というのはこういう後遺症が生じ得るというリスクを世間にしらしめるためにも自分の写真や情報を先生のブログで開示してほしい。」 のご希望をうけ 前回開示させていただきました。

後医は名医の格言もありますし直接のやりとり等を知らない私が、前医の悩みや苦しみ等を自分の立場に置きかえて考えるととどちらか一方の立場のみに立つことはできませんが私にできることは可能限り治す方法を模索して差し上げることと、つらい醜状痕を晒してまで世間のお役に立ちたいというご意志を尊重してさしあげることになります。

最近経過の写真を公開してほしいと御依頼を受けました。
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額に何度も縫合を試みた糸痕のようなもの痕を認めますが前医が再縫合しようとしたのか私にはわかりません。
このように感染が慢性化してしまった状態ではアパタイトをいったん除去しなければ治癒は難しいと考えます。

現在私からご紹介させていただいた信頼できる形成外科の先生のもとで経過良好で来年にも再建手術をうけるとのことでした。

信頼できる医師に出会えたのですから治療に専念していただければと思います。

今年はアメリカのオバマ大統領が広島を訪問した記念すべき年でした。

オバマ大統領は謝罪を求める声に動かされて広島に訪れたのでははく、広島の人々の“赦しの心”に動かされて広島を訪問したのだと思います。

我々日本人は 赦す 心をもった民族だと思います。

過去の恨みつらみを千年抱きつづけても幸せにはなりません。

このアパタイト額形成の前担当医も彼・彼女なりに必死に治療法を模索して診療にあたったのだと思います。
残念ながら治療は奏功しなかったのかもしれませんが現在新たな主治医のもとで良くなられているのであればあまり過去の恨み辛みに振り回されるのは精神衛生上よくないと思います。

来年こそは完全に治癒し心機一転されることを願っています。
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by shirayuribeauty | 2016-12-22 21:27 | 美容外科
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