中顔面短縮術(LeFortⅠ型骨切術 + SSRO )  術後3週間
今日は1943年アッツ島で日本軍守備隊が玉砕した日になります。
この玉砕は日本軍玉砕の公認第一号となりました。




本日ご紹介の患者さんは ガミースマイルを治したい、お顔のゆがみを治したい、小顔になりたい とのご希望にてカウンセリングの結果、中顔面短縮術(LeFortⅠ型骨切術 + SSRO )をお受けになられた患者さんです。


上段:術前です
下段:術後約3週再診時です
d0092965_242667.jpg


上下顎を全体に3mmセットバックし第一大臼歯レベルで左上顎を8mm 右上顎を4mm上方へ移動し、上顎の正中をお顔の正中に合わせています。 また小顔化のために上顎の後方回転をしています。
上顎は鼻腔容積を保ちかつ上顎骨の上方、後方移動を容易にするために硬口蓋に馬蹄形骨切術を併用しています。

スマイル時です
左: 術前です               右:術後3週間再診時です
d0092965_2421114.jpg

(患者さんにとって)左にずれていた上顎の正中は中心位になり、左下がりの咬合面も水平になりました。

御感想は「術前の顔より今の顔の方が好きです。改めてありがとうございました。」と「大満足(5/5)」と順調な経過です。


まだ術後3週なので腫れています。 輪郭手術の本当の完成は術後半年になります。
またの御再診をお待ちしております。




ルフォー (Le Fort) I 型骨切術 、下顎矢状分割術(SSM:sagittal splitting method of mandibular ramus またはSSRO:sagittal splitting ramus osteotomy )のリスク

1.全身麻酔の事故のリスク (約7万件の全身麻酔に1件の麻酔死亡事故確率の統計調査報告等あります)
2.術後の腫れによる気道閉塞 → 気管切開等必要になる可能性
3.感染
4.感染や血流不良による歯肉や歯槽骨の壊死、欠損
5.プレートやネジがゆるんだりして再手術になる可能性  
6.咬合の安定化まで時間を要する。場合によっては術後矯正が必要になる可能性。
7.眼窩下神経麻痺や下歯槽神経麻痺の可能性
8.出血
9.鼻中隔湾曲が生じる可能性
10.口蓋瘻が生じる可能性
11.鼻の形態が変わる可能性
12.歯の違和感がしばらく残存する可能性
13.蝶口蓋動脈や大口蓋動脈に動脈瘤が生じ術後しばらくして突然止血困難な鼻血出血が生じる可能性
14. 術後耳管機能障害を発症する可能性(通常は数日から数週で改善します)
15. 上顎骨馬蹄形骨切術を併用した場合、口蓋の天井が低くなることにより構音上発音しずらくなる音が生じる可能性
16.外国の報告においては発生率は稀と思われますが「失明」の報告があります。(一応この合併症を避けえる術法はありとされており私もその術法にのっとって手術をおこないますが絶対おこらない保証はありません。) 日本国内のケースでは私が浅学なのか見聞したことはありません






先日お心遣いをいただきました。
d0092965_302031.jpg

ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
[PR]
by shirayuribeauty | 2016-05-29 00:37 | 美容外科
<< おへそ ピアス 前担当医による鼻尖縮小術後鼻変... >>