中顔面短縮術(ルフォーⅠ型骨切術+SSRO)
本日ご紹介の患者さんは他院にて顎先骨切術をお受けになられた既往のある患者さんです。

中顔面を短縮したい、下顎骨を後方にひっこめたいとのご希望にて中顔面短縮術(ルフォーⅠ型骨切術+SSRO)をお受けになられました。

口元は全体に4mmセットバックし、上顎骨は後方は7mm拳上し、前方は3mm拳上しています。また咬合が上下とも右に2mmずれていたので全体的に左に2mmシフトさせています。

上段:術前です
下段:術後約3週再診時です
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御感想は「大満足(5/5)」と順調な経過です。

他院での顎骨骨切後 口を閉めるのに口元が力むようになってしまったとのことで次回時期をみてそれを改善目的手術予定です。


本患者さんの中顔面短縮術(ルフォーⅠ型骨切術+SSRO) 術後レントゲン写真正面です。
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金属のプレートやスクリューを使用していないためそれらの抜去手術は今後する必要はありません。


左:術前です      右:中顔面短縮術(ルフォーⅠ型骨切術+SSRO) 術後約3週間再診時です
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溶ける素材で骨固定しているためレントゲンには固定材料はレントゲンにはうつりません。
術前と比較し中顔面が短縮し咬合がよりしっかり噛むようになっているのがわかります。

順調な経過です。

またの再診をお待ちしております。


ルフォー (Le Fort) I 型骨切術 、下顎矢状分割術(SSM:sagittal splitting method of mandibular ramus またはSSRO:sagittal splitting ramus osteotomy )のリスク

1.全身麻酔の事故のリスク (約7万件の全身麻酔に1件の麻酔死亡事故確率の統計調査報告等あります)
2.術後の腫れによる気道閉塞 → 気管切開等必要になる可能性
3.感染
4.感染や血流不良による歯肉や歯槽骨の壊死、欠損
5.プレートやネジがゆるんだりして再手術になる可能性  
6.咬合の安定化まで時間を要する。場合によっては術後矯正が必要になる可能性。
7.眼窩下神経麻痺や下歯槽神経麻痺の可能性
8.出血
9.鼻中隔湾曲が生じる可能性
10.口蓋瘻が生じる可能性
11.鼻の形態が変わる可能性
12.歯の違和感がしばらく残存する可能性
13.蝶口蓋動脈や大口蓋動脈に動脈瘤が生じ術後しばらくして突然止血困難な鼻血出血が生じる可能性
14. 術後耳管機能障害を発症する可能性(通常は数日から数週で改善します)
15. 上顎骨馬蹄形骨切術を併用した場合、口蓋の天井が低くなることにより構音上発音しずらくなる音が生じる可能性
16.外国の報告においては発生率は稀と思われますが「失明」の報告があります。(一応この合併症を避けえる術法はありとされており私もその術法にのっとって手術をおこないますが絶対おこらない保証はありません。) 日本国内のケースでは私が浅学なのか見聞したことはありません
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by shirayuribeauty | 2016-01-26 00:43 | 美容外科
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