ルフォーⅠ型+SSRO+顎先骨切前方移動+スティック骨切術+人中短縮+上口唇増大
今日は赤痢菌の発見者である志賀 潔博士がお亡くなりになられた日です。

59 years ago from today, Dr. Kiyoshi Shiga who discovered the bacterium "shigella" passed away on January 25 1957.


明治時代の日本の近代化のなかで世界に通用する科学研究の成果を成し遂げた先 駆者であり、現代の韓国のソウル大の前身である京城帝国大学の総長を御勤めになられた医学者でした。 残念ながらソウル大は創立を1946年とし京城帝国大学との連続を認めていません。
Dr. Shiga achieved notable results and was a world-class pioneer in the study of science while Japan modernized itself in Meiji era.
While he engaged in medical science, he was the chancellor of Keijo  Imperial University in Seoul from 1929 to 1931. The University was the precursor of Seoul University however this was not officially affirmed and the Seoul Univ. is considered to be established in 1946.


本日ご紹介の患者さんは お顔を小さくしたいとのご希望にて中顔面短縮術(LeFortⅠ型) + 下顎矢状分割術(SSM) + 顎先中抜き前方移動術をお受けになられた患者さんです。


上顎骨はLeFort1型骨切術にて上顎骨を前方4mm 後方5mm拳上し全体を2mm後方に下げています。
鼻腔容積を可能なかぎり保つために硬口蓋に馬蹄形骨切術+蛇腹骨切術を併用しています。

下顎は下顎矢状分割術(SSM:sagittal splitting method of mandibular ramus )と顎先中抜き前方移動術を行っています。 顎先は約7mm中抜きしています。

SSRO術後約10か月後にスティック骨切術、人中短縮術、上口唇増大術をお受けになられました。


上段:術前です。
下段:ルフォーⅠ型骨切術、SSRO術後約一年4か月 , スティック骨切術 術後約半年再診時
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御感想は「顎先が微妙にしびれますが特に問題ないです」とのことで「満足(4/5)」と順調な経過です。


またの御来院をお待ちしております。



ルフォー (Le Fort) I 型骨切術 、下顎矢状分割術(SSM:sagittal splitting method of mandibular ramus またはSSRO:sagittal splitting ramus osteotomy )のリスク

1.全身麻酔の事故のリスク (約7万件の全身麻酔に1件の麻酔死亡事故確率の統計調査報告等あります)
2.術後の腫れによる気道閉塞 → 気管切開等必要になる可能性
3.感染
4.感染や血流不良による歯肉や歯槽骨の壊死、欠損
5.プレートやネジがゆるんだりして再手術になる可能性  
6.咬合の安定化まで時間を要する。場合によっては術後矯正が必要になる可能性。
7.眼窩下神経麻痺や下歯槽神経麻痺の可能性
8.出血
9.鼻中隔湾曲が生じる可能性
10.口蓋瘻が生じる可能性
11.鼻の形態が変わる可能性
12.歯の違和感がしばらく残存する可能性
13.蝶口蓋動脈や大口蓋動脈に動脈瘤が生じ術後しばらくして突然止血困難な鼻血出血が生じる可能性
14. 術後耳管機能障害を発症する可能性(通常は数日から数週で改善します)
15. 上顎骨馬蹄形骨切術を併用した場合、口蓋の天井が低くなることにより構音上発音しずらくなる音が生じる可能性
16.外国の報告においては発生率は稀と思われますが「失明」の報告があります。(一応この合併症を避けえる術法はありとされており私もその術法にのっとって手術をおこないますが絶対おこらない保証はありません。) 日本国内のケースでは私が浅学なのか見聞したことはありません


先日お心遣いをいただきました。
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ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
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by shirayuribeauty | 2016-01-25 23:55 | 美容外科
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