他院二重切開修正術(大陰唇脂肪移植),下瞼 眼窩脂肪移動術(裏ハムラ)
今日は大東亜戦争中である1944年にマリアナ沖海戦が行われた日です。

このマリアナ沖海戦は日米両軍の空母同士の航空決戦でした。この海戦に日本軍は大敗し、マリアナ諸島はアメリカ軍が占領することとなりました
日本側はこの戦いで「大鳳」「翔鶴」「飛鷹」など空母3隻、航空機約200機を失い、第一機動艦隊は海上航空戦力としての能力を著しく喪失しました。又、この後に絶対国防圏の要ともいうべきサイパン島を失ったことは日本の敗戦を決定的にしたとされています。



本日ご紹介の患者さんは既往として他院にて二重切開形成術をお受けになられるもその幅が広すぎるので改善したいというご希望と、目の下のくまを改善したいとのご希望にてカウンセリングの結果 他院二重切開修正術(大陰唇脂肪移植),下瞼 眼窩脂肪移動術(裏ハムラ)をお受けになられました。


上段:術前です
下段:術後約3週間再診時です
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他にも輪郭の手術等受けられた関係で内出血が長引きお顔にやや内出血のあとがありますがお目元の手術のみでしたら術後3週には通常は内出血等はおちついています。

まだ腫れています。 もっと二重幅は狭くなるでしょう。
また 前医の二重切開ラインがまだ残っていてやや三重っぽくなっています。
アフターケアにて改善なき場合は修正手術を行う予定です。



またのご来院をお待ちしております。

当院では二重幅を狭小化する際の軟部組織として婦人科組織(例:大陰唇脂肪 等)を利用することが多いですが怪訝に思う方々が多いようなのでここに明記しておきます。

学術的背景としてはすでに

Aesthetic Plast Surg. 1994 Fall;18(4):383-5.
Use of pubic fat as a graft for eyelid defects.
McKinney P, Pandya S.

という論文にすでに先人が発表しており陰部の脂肪が眼窩脂肪と組織学的に類似していて微細な形成に適していることが報告されています。


「大陰唇の脂肪を目に移植するなんて聞いたことがない!」と言い放った医師が最近いたとかいないとか・・・もしいたとしたら単にその医師が不勉強なだけでしょう。 無知の知の謙虚さを知らない者はただの傲慢な裸の王様です。



当院では婦人科手術が非常に多い経験から小さなキズから適切に脂肪・真皮脂肪組織を主とした軟部組織の摘出し各種移植組織として用いてます。
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 (大陰唇脂肪摘出例:macro(肉眼)的にも眼窩脂肪に似ているのがわかります)



長所は創がほとんどわからなくなる点であり短所は患者さんにとってはそのような提案をされればセクハラのように不快に感じる可能性があり、 医師にとっては誤解され後日法的問題につながりかねない点になります。



また目の手術全般にいえることですがリスクとして
・結果が気に入らない
・キズが気になる
・CRPS(複合性局所疼痛症候群)を発症し長引く痛みに悩まされる可能性

があります。
CRPSは患者さん、外科医双方にとって非常に深刻な問題です。 外傷をきっかけとして発症するとされている疼痛症候群ですが発症の予防法は現在のところ確立されておらず治療法も決定的なものはありません。
女性の方が発症確率が高く、発症率は2万件に1件、罹患率は5000人に1人と言われています。

採血の針刺しだけでもCRPSを発症し医療裁判に至った例(大阪大学)が報告されています。

美容外科手術はたとえプチ整形でもリスクがあることを患者さん、および美容外科医療に従事する医師達には知ってほしいと思いますし学会でも万が一発症の際の共済基金の設立等を協議していただきたいと思います。

また安易な美容外科医療処置は厳に戒めるべきことだと思います。
私が美容外科医療の広告に対していまだに嫌悪感があるのはこれが一因です。

すなわち、統計確率的に全身麻酔は7万件に1件の死亡事故、CRPSは2万件に1件の発症率が厳然として存在しうるのに身体に侵襲を加える美容医療を「安全」「安心」なものとして広告するのは一般大衆に対する詐欺行為だと思うのです。

と 思いつつも そのリスクをきちんとご説明してご納得してご自身の人生が好転するとご判断され成人の方のご判断で施術を御判断されるのであればそれはそれで助力になれればと思うのも事実です。
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by shirayuribeauty | 2015-06-19 00:07 | 美容外科
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