中顔面短縮術 ( LeFortⅠ型骨切術 + 下顎矢状分割術(SSRO))
本日ご紹介の患者さんは既往として他院にて下顎骨切術をお受けになられたことがあります。

今回 中顔面を含めお顔全体を小さくしたいとのご希望にてご相談にいらっしゃいました。

カウンセリングの結果 中顔面短縮術 中顔面短縮術 ( LeFortⅠ型骨切術 + 下顎矢状分割術(SSRO))をお受けになられることとなりました。 ただ すでに他院にて顎先を骨切されている関係上、上顎を後方回転させると顎が引っ込むため顎がないようにみえるため顎先骨切前方移動術をお勧めさせていただきましたがそれはご希望されないとのことで今回は顎先骨切前方移動術はお受けになりませんでした。

計画としては上顎を全体的に5mm拳上し後方に2mmさげ正中を右に2mmシフトしました。

また鼻腔容積を保ち鼻中隔彎曲を予防するために 上顎骨馬蹄形骨切術も併用しました。

上段:術前です
下段:術後約2週間再診時です
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ご感想は「手術による変化は現時点でも明らかなのでうれしいです!」とのことで「まあ満足(4/5)」とのことでした。
マウスピースを噛みしめていますので口唇の緊張がありますがこれはいずれ落ち着くでしょう。
これから腫れが引いてより一層小顔になるでしょう。

またのご再診をお待ちしております。

追記記事 20150807



ルフォー (Le Fort) I 型骨切術 、下顎矢状分割術(SSM:sagittal splitting method of mandibular ramus またはSSRO:sagittal splitting ramus osteotomy )のリスク

1.全身麻酔の事故のリスク (約7万件の全身麻酔に1件の麻酔死亡事故確率の統計調査報告等あります)
2.術後の腫れによる気道閉塞 → 気管切開等必要になる可能性
3.感染
4.プレートやネジがゆるんだりして再手術になる可能性  
5.咬合の安定化まで時間を要する。場合によっては術後矯正が必要になる可能性。
6.眼窩下神経麻痺や下歯槽神経麻痺の可能性
7.出血
8.鼻中隔湾曲が生じる可能性
9.口蓋瘻が生じる可能性
10.鼻の形態が変わる可能性
11.歯の違和感がしばらく残存する可能性
12.蝶口蓋動脈や大口蓋動脈に動脈瘤が生じ術後しばらくして突然止血困難な鼻血出血が生じる可能性
13.外国の報告においては発生率は稀と思われますが「失明」の報告があります。(一応この合併症を避けえる術法はありとされており私もその術法にのっとって手術をおこないますが絶対おこらない保証はありません。) 日本国内のケースでは私が浅学なのか見聞したことはありません
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by shirayuribeauty | 2015-06-12 00:41 | 美容外科
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