他院二重術後 二重幅狭小化手術(右目)
本日より正式に移転した新宿にて診療を開始しました。
麹町に行かれた方も何人かいらっしゃり周知徹底がなされていなかったことを(職員には再三再度お電話での再診の御予約等の場合も新宿に移転になった点をお伝えするように念を押していたのですが・・)深くお詫び申し上げます。

患者さんからご指摘を受けましたが当院住所として表示されていた東京都新宿区二丁目11-14は誤りであり、東京都新宿区新宿二丁目11-14が正しい住所表記でした。
誤表示申し訳ありませんでした。

今日は1905年 にポーツマス条約が締結され日露戦争の終戦日になります。日清戦争と比較にならないほど多くの犠牲者や膨大な戦費を支出したにも関わらず、直接的な賠償金が得られなかったため、世論の非難が高まり、暴徒と化した民衆によって内務大臣官邸、御用新聞と目されていた国民新聞社、交番などが焼き討ちされる事件・いわゆる日比谷焼打事件がおこりました。



本日ご紹介の患者さんは他院にて二重形成術をお受けになられた既往があり今回まずは二重幅の広すぎる右目のみ二重幅を狭小化させたいとのご希望にて二重幅狭小化術をお受けになられた患者さんです。


上段:術前です。
下段:右目二重幅狭小化手術  術後約2か月再診時です。
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御感想としては「もう少し(二重)幅がほしかった」 とのことで「ふつう(3/5)」とのことでした。

二重幅をもう少し広げたいのでしたら調整手術を行います。 またの御再診をお待ちしております。




当院では二重幅を狭小化する際の軟部組織として婦人科組織を利用することが多いですが怪訝に思う方々が多いようなのでここに明記しておきます。

学術的背景としてはすでに

Aesthetic Plast Surg. 1994 Fall;18(4):383-5.
Use of pubic fat as a graft for eyelid defects.
McKinney P, Pandya S.

という論文にすでに先人が発表しており陰部の脂肪が眼窩脂肪と組織学的に類似していて微細な形成に適していることが報告されています。

当院では婦人科手術が非常に多い経験から小さなキズから適切に脂肪・真皮脂肪組織を主とした軟部組織の摘出し各種移植組織として用いてます。

長所は創がほとんどわからなくなる点であり短所は患者さんにとってはそのような提案をされればセクハラのように不快に感じる可能性があり、 医師にとっては誤解され後日法的問題につながりかねない点になります。



また目の手術全般にいえることですがリスクとして
・結果が気に入らない
・キズが気になる
・CRPS(複合性局所疼痛症候群)を発症し長引く痛みに悩まされる可能性

があります。
CRPSは患者さん、外科医双方にとって非常に深刻な問題です。 外傷をきっかけとして発症するとされている疼痛症候群ですが発症の予防法は現在のところ確立されておらず治療法も決定的なものはありません。
女性の方が発症確率が高く、発症率は2万件に1件、罹患率は5000人に1人と言われています。

採血の針刺しだけでもCRPSを発症し医療裁判に至った例(大阪大学)が報告されています。

美容外科手術はたとえプチ整形でもリスクがあることを患者さん、および美容外科医療に従事する医師達には知ってほしいと思いますし学会でも万が一発症の際の共済基金の設立等を協議していただきたいと思います。

また安易な美容外科医療処置は厳に戒めるべきことだと思います。
私が美容外科医療の広告に対していまだに嫌悪感があるのはこれが一因です。

すなわち、統計確率的に全身麻酔は7万件に1件の死亡事故、CRPSは2万件に1件の発症率が厳然として存在しうるのに身体に侵襲を加える美容医療を「安全」「安心」なものとして広告するのは一般大衆に対する詐欺行為だと思うのです。





本日お心遣いをいただきました。
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ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
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by shirayuribeauty | 2014-09-05 23:04 | 美容外科
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