中顔面短縮術(LeFortⅠ型骨切術+SSM) および 顎先骨切前方移動術
 今日は1945年に日本軍の沖縄守備隊の降伏調印が嘉手納で行われた日になります。



本日ご紹介の患者さんは「中顔面を短縮したい」、「歯を抜かず口元を後ろにさげたい」、「口元を横からみてEーLineをつくりたい」とのご希望にて中顔面短縮術、顎先骨切前方移動術をお受けになられた患者さんです。

中顔面短縮術は同時に行うと入院が必須なので諸般の事情により今回は上顎短縮術(LeFortⅠ型骨切術)の三週間後に下顎骨骨切術(下顎矢状分割術)および顎先骨切前方移動術を行いました。

上段:術前です。
下段:下顎術後約40日後再診時です。
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上顎骨を上方に約5mm後方に約4mm移動させるため馬蹄形骨切術および蛇腹骨切術を併用しています。
LeFortⅠ型骨切術にと、下顎矢状分割術(SSRO、SSM)は後日金属スクリューやプレート抜去手術をする必要がないように溶ける素材で骨固定しています。

輪郭手術の完成までは半年を要する旨をお話しさせていただきましたが今度はエラを切除したいとのご希望でした。
半年経れば気にならなくなるかもしれません。 手術というのは常にリスクがあるので熟慮してくだされば幸いです。



ルフォー (Le Fort) I 型骨切術 、下顎矢状分割術(SSM:sagittal splitting method of mandibular ramus またはSSRO:sagittal splitting ramus osteotomy )のリスク

1.全身麻酔の事故のリスク (約7万件の全身麻酔に1件の麻酔死亡事故確率の統計調査報告等あります)
2.術後の腫れによる気道閉塞 → 気管切開等必要になる可能性
3.感染
4.プレートやネジがゆるんだりして再手術になる可能性  
5.咬合の安定化まで時間を要する
6.眼窩下神経麻痺や下歯槽神経麻痺の可能性
7.出血
8.鼻中隔湾曲が生じる可能性
9.口蓋瘻が生じる可能性
10.鼻の形態が変わる可能性
11.歯の違和感がしばらく残存する可能性
12.日本国内のケースでは私が浅学なのか見聞したことはありませんが外国の報告においては発生率は稀と思われますが「失明」(一応この合併症を避けえる術法はありとされており私もその術法にのっとって手術をおこないますが絶対おこらない保証はありません。)・・・ 外国の文献に載っています1)

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by shirayuribeauty | 2014-09-07 23:04 | 美容外科
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