顎先骨切術、頬骨再構築 術後約2年、 ミニリフト、頬脂肪吸引、顎下脂肪吸引 術後約4か月
本日ご紹介の患者さんは顎先骨切術、頬骨再構築 術後約2年、 ミニリフト、頬脂肪吸引、顎下脂肪吸引 術後約4か月になる患者さんです。



上段:術前です。
下段:顎先骨切術、頬骨再構築 術後約2年、 ミニリフト、頬脂肪吸引、顎下脂肪吸引 術後約4か月再診時です。
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順調な経過です。


またの御再診をお待ちしております。


先日お心遣いをいただきました。
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ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。




今日は残念な日でした。

以前2009年から2012年まで当院に通院された私より数歳年上になるある女性患者さんがいました。
その方は他院での目の周囲の植皮手術後の方であり私に二重幅を狭くする手術を御依頼をされましたが目パッチクリア(目を閉じるようにするシール)を毎晩貼っている状態とのことで私には難しいと思われるため執刀医にお願いするようお断り申し上げておりました。 各著明な形成外科の先生方に修正手術をお願いするも皆受諾してくださらないとのことでせめてキズが目立たなくなる一助になればとキズが目立つその方を不憫に思い、特別に1回5250円のみでフラクショナルレーザーの照射治療をお引き受けしていました。
その後 フェイスリフト等お顔の他の部位の手術の御依頼はお引き受けしたせいかお心遣いに手作りのケーキ等の差し入れや手製のお人形を作ってきてくださるなど
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御気を遣ってくださり、2年越しに依頼され続けた目の手術の御依頼を2011年6月にとうとうお引き受けしました。手術は脇か婦人科から軟部組織採取し移植するというものを計画しました。カウンセリング時には患者さんの希望は脇からとのことでした。手術前に最終確認目的で当院では婦人科部位からの軟部組織採取のケースが多く、メリットはキズがほぼわからなくなるケースがほとんどである旨を再度ご説明したところ婦人科部位からの軟部組織採取にご同意されたため同部位からの軟部組織を採取し目の修正手術を行いました。
二重のラインを狭くしたいとのご希望(美容目的)にて保険診療は行えませんでしたが醜状痕がおありでお悩みの状態をどうにかして差し上げれればとの思いで約8万円の手術費用で修正手術の御依頼をお引き受けすることとしました。

術後1週間後の御感想では念願の二重ラインになられたとのことで「満足(5/5)」と、そしてその後の数回の再診時も「満足(5/5)」と順調そうでしたが術後約11日後より目に痛みを感じるようになりその後改善なく眼科に転医され2012年の2月を最後に御来院が途絶えていました。

そして約2年後の今日「強制わいせつと傷害で刑法178条、204条にあたる被害をうけた」との主張でカルテ等の証拠保全に関係諸者といらっしゃいました。
もちろん当方としてはやましいことは全くありませんしすべての資料を後でゆっくり吟味してもらえばご理解いただけると思いましたので相手の希望するすべての資料を提示するようにスタッフに指示しました。


ただ、相手の主張は術前の抗不安薬を希望していないのに飲ませて医療とまったく関係ないわいせつ行為をおこなったとの主張で私としては到底受け入れることはできません。

患者さんの陳述書には抗不安薬を特に希望していないのに飲ませられたのは初めてと記載されていますが、実際はそれまで患者さんがうけた他の手術2回で「特に希望しない」に丸をされていますが飲まれています。 証拠保全された資料をよく検討していただければわかるはずです。 当院では患者さんがご希望されていなくても なるべく患者さんに不安なく痛みを可能かなぎり感じず手術がお受けになられるよう術前の抗不安薬も手術の麻酔も無料で行っている旨を説明し患者さんがご納得されればお出ししていました。
無理矢理飲ませるなどということは断固としてありません。

またその陳述書には患者さんを診察したどの他院医師も「大陰唇の真皮を移植するなど聞いたことがない。」「考えられない手術だ。」と意見したとの記載がありますが 確かにそれはそうかもしれません。(正確には移植したのは真皮ではなく脂肪を主とた軟部組織ですが) 当院では婦人科形成手術が非常に多い関係で私は軟部組織採取に婦人科部位がキズもわからず治癒し最適だと気付き、他院で腰背部や脇から軟部組織を採取されその後のキズに悩んでいる方々を多くみて軟部組織採取は婦人科組織が良いと思い軟部組織移植をお受けになられる方々にはそのメリットをお話しご希望があれば同部位から採取移植しています。  患者さんのためを思って勧めた医療がわいせつとみなされるのは心外極まりません。


受け取った書類の中には旦那さんが経過をまとめた書類やご本人との婚姻関係を証明する書類等同封されており、不思議な感じがしましたが御夫婦の間で様々なやりとりがあったのかもしれません。

当院にいらしたことのない旦那様に誤解のないように当院の現状を記述すれば、当院では連日のように婦人科形成手術があり、診療行為において誤解を招かないように必ずヘッドライト、ゴーグル、マスク、手袋装着の上かつ看護婦さんに入室時は同席してもらうようにしており、忙しい中てんてこまいの看護婦さんを大声で呼びつけることもしばしばで看護婦さんに済まなく思っているぐらいです。


本件患者さんに関して言えば2年越しの御依頼とはいえ、結局は引き受けて形態的には御満足いただけても原因不明の「痛み」という機能的に思わしくない結果が生じたことは外科医として深くお詫び申し上げます。 しかし 醜状痕でお悩みの方をどうにかしてよくして差し上げたいと思い、可能な限りキズが目立たないように移植組織を採取すべく努力し、本来の医療を遂行するのに必要な麻酔代を余分に請求するような行為は唾棄すべきと思い日々診療にあたってきた自分としては『わいせつ行為の結果としての傷害」というのは受け入れ難い訴えであり、無念ながらこのような良心を踏みにじるような主張をされた以上は今後仮に訴えの争点を御変更されても和解等はありえずきちんと司法に判断していただきたく思います。


またこのような主張をされる方がでてきてしまった以上、当院の術前の抗不安薬をはじめとする麻酔に関する費用は別料金をいただききちんと患者さんが希望されたから薬を処方した、麻酔をかけたとはっきりわかるシステムに変更させていただきたいと思います。
6月以降は麻酔に関する諸費用を有料とさせていただきますのでご理解のほどお願い申し上げます。

当院は基本的に性善説で皆様にご対応させていただいてきておりましたが感染症陽性にも関わらずスタッフの針刺し事故時に精密検査を拒否された患者さんがいたために血液検査義務化にしたり、他の患者さんの高級靴を持ち帰ったりした方がでたため監視カメラの設置等させていただいたりしてきました。 今回麻酔料有料化をこのような契機でするのようになるのは残念です。


人生 生きていれば皆色々あると思います。  お互いの思い違いや勘違い または至らない点等 いろんな点が出発点となり憎しみや怒りに思いが変質しそれが解決できない場合は社会人として司法という手段を通して会話しお互いに諸問題を解決していかなければならないのかもしれません。


いつか人類と社会がより進化するとこのようなある意味不毛な争いはしなくて済むようになるのかもしれません。





明治三十七年明治天皇御製 
よもの海 みなはらからと 思ふ世に
など波風の たちさわぐらむ

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by shirayuribeauty | 2014-04-22 23:50 | 美容外科
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