上顎スローセットバック(圧迫骨短縮術)
今日は北方領土の日です。
安政元年12月21日(新暦に直すと1855年2月7日)に日露和親条約が結ばれ、北方領土が日本の領土として認められたことに由来しています。

Today is the commemorative day of Japanese "Northern Territories".
This stems from the historical fact of on February 7th 1855, when the The Treaty of Shimoda was singed.
The treaty was to build official relations between Japan and Russia and to draw their border between Etorofu and Uruppu in the Kurile Islands.
This meant the "Northern Territories" were acknowledged to belong to Japan.



本日ご紹介の患者さんはスローセットバック(圧迫骨短縮術)をお受けになられた患者さんです。

スローセットバック (圧迫骨短縮術)は通常のセットバックと異なり皮質骨のみを切削し骨を離断しないためセットバックで常に危惧される離断区域の骨壊死等のリスクがほぼなくまた容貌の変化がゆっくりなためセットバック症例にて時々認められる急激な容貌の変化に対する心理的受け入れ困難が生じにくい利点があります。

欠点としては矯正装具を用いるため口腔内の不快感が装置が外れるまであるということと装置のため口腔衛生が保ちにくい点があります。

上顎左右四番(第一小臼歯)を抜歯しスローセットバックを行いました。


上段:術前です。         
下段:施術開始後約1年再診時です。
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御感想は「もっと口元を引込めたかった」とのことで「やや不満(2/5)」とのことでした。
もっと口元をひっこめたいため外科手術も考慮したがリスクのためやめたとのことでした。

ご希望ほど前歯をさげることができず遺憾です。 上顎前歯は十分下がったため下顎前歯にあたってしまいこれ以上スローセットバックにて口元を下げるには下顎の小臼歯も抜歯しなければなりません。

ただ美容外科的にはE-lineは形成され、ほどよい感じなのではないかと思います。これ以上下げると老けた感じになる可能性があると思います。

スローセットバックは歯にブラケットを装着し、静脈麻酔下に骨皮質を削った後に牽引を開始し前歯を一塊として後方に下げる術式です。 手術によるセットバックよりは時間がかかりますがより安全に、通常の矯正よりは早く前歯を後方に下げることができます。 
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by shirayuribeauty | 2014-02-07 06:24 | 美容外科
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