本日ご紹介の患者さんは初診時のお悩みは性交試み時の膣入口部の痛みでいままで未完成性交でいらっしゃったご婦人です。
何年もお悩みの上様々な産婦人科の病院を巡り当院にこられました。産婦人科ではジェルの使用を指導され指一本ぐらいは入るようになったとのことでしたがタンポンの挿入は無理とのことでした。
診察上 処女膜強靭症でありましたので治療の結果よくなる旨をお伝えしました。
最初の私とのカウンセリングから1年8カ月を経て手術をお受けになる御決心がついたとのことでした。
手術の結果は2010年12月05日の記事に記載済みです。
今回2年11か月ぶりに再診にいらしてくださいました。
処女膜を切除してもまだ膣内も狭く会陰形成までして差し上げてその後を心配しておりましたが無事性交が完遂できたとのことで私も安心しました。 今回の診察所見としては問題ありませんでした。
思えば最初のカウンセリングから4年7か月色々お悩みは辛かったと思います。
今後は女性として自信を持たれ幸せな人生を送られることを祈っています。
また何か気になる点がありましたらご遠慮なさらず再診にいらしていただければ幸いです。
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。