豊尻術  : 臀部プロテーゼ留置術術後約半年
本日ご紹介の患者さんは平らなお尻を改善したいと最初エンドプロテーゼによる豊尻術をお受けになられるも結果にご不満で追加でプロテーゼ(250cc)による豊尻術をお受けになられた患者さんです。


上段:術前です
下段:術後約半年再診時です
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ご感想は「日に日に(右側が)硬くなってきている。右と左の状態が違いバックが右側がわかる」 とのことで「不満(1/5)」ということでした。

臀部に力をいれていない普通の状態の上の写真ではわかりませんが臀部に力をいれていただくと下の写真のように右側が盛り上がる所見があります
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術後約2週間後の去年の9月の再診以降お約束の再診日にいらっしゃらず3か月後の今年の1月になって「臀部に力をいれると浮き出るようになってきた。」と再診にいらっしゃいました。

診察の結果、右側の臀部が徐々に硬くなってきているという患者さんのうったえと身体所見より不運にも被膜硬縮が始まっていることが疑われたため経過観察に我慢できない場合の治療法として
1.抜去
2.入れ替え  (リスク: 被膜硬縮は入れ替えしても確実に治るとは断言できない。 また発生するかもしれない)
3.被膜の周囲に脂肪移植をして目立たなくする (リスク: 弥縫(びほう)策のため根治とならない)

等をご提案しましたがラポール(rapport)が構築しえず「他院にて抜去を行う予定です。」とのメールをいただきました。


お役に立てず申し訳ありません。  


臀部プロテーゼのリスク
1.感染
2.神経圧迫(坐骨神経)
3.被膜硬縮
4.切開創

今回は無念ながら片側に被膜硬縮(疑い)という現象が生じてしまいました。私の記憶に間違いがなければ当院の臀部プロテーゼ留置術における初めての発生事例です。 被膜硬縮の原因ははっきりしたことはわかっていません。 体質、microorganismsの存在や術後血腫、マッサージの有無等様々な意見があり医学会でもはっきりとした原因が分かってるものではないとされています。
またバックの表面の性状が発生率の増減に寄与するという発表と関係がないという発表等が混在しており結論はでていません。


解決法へ向けての信頼を得られず他院にての抜去を行う予定のご判断にまで至らせてしまったことを深くお詫び申し上げます。

今後とも気になることがあればご遠慮なさらず再診にいらしていただければ幸いです。




先日お心遣いをいただきました。
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ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
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by shirayuribeauty | 2013-03-08 23:17 | 美容外科
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