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ボツリヌス毒素抗体を有するようになってしまった患者さんへの非切開式咬筋神経処理術(NIMR)
本日ご紹介の患者さんは右エラの張りに対し何度もボツリヌス毒素注射をされてきた既往のある患者さんです。 最近ボツリヌス毒素注射が効かなくなったとのことで非切開式咬筋神経処理術(NIMR)をご希望されました。  以前まで効いていたボツリヌス毒素が効かなくなったということは抗体ができてしまったことが考えられます。 


咬筋を萎縮させる方法としてラジオ波処理による非切開式咬筋神経処理術(NIMR)を行いました。

左:術前です。                 右:術後約3週間再診時です。
ボツリヌス毒素抗体を有するようになってしまった患者さんへの非切開式咬筋神経処理術(NIMR)_d0092965_1323.jpg

右頬のエラの張りはなくなり順調な経過です。

患者さんのご感想としては「右の咬筋はかみしめても全く動かなくなったが左の咬筋は多少ピクピクと動く」とのことで「まあ満足(4/5)」とのことでしたが左の咬筋を完全に処理すると術前のような左右差(もともとこの方は骨格的にも右のエラのほうが発達がよいようです)がでてくる可能性があるためこの程度の処理がよいと個人的には考えます。 しかし気になるようでしたら再手術を行いますのでまたの再診時にご遠慮なさらず申し出てくだされば幸いです。

またの再診をお待ちしております。
by shirayuribeauty | 2012-06-24 23:56 | 美容外科 | Comments(0)
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