眉骨セットバック (前頭洞骨切り術)
2月20日、今日は1942年に バリ島沖海戦で日本海軍が連合軍艦隊に勝利した日です。
この後、スラバヤ沖海戦及びバタビヤ沖海戦で欧米連合軍艦隊は壊滅され、これによって蘭領東インドから欧米勢力が駆逐されました。

On February 20th 1942, the Imperial Japanese Navy defeated the Allied Forces (American-British-Dutch-Australian Command) in the battle of the Badung Strait. Afterwards, Japan wiped out the the fleets of Allied forces in the Battle of the Java Sea and the Battle of the Sunda Strait, taking over the Dutch East Indies.



本日御紹介の患者さんは眉骨がでているのが気になるとのことで眉骨セットバック術(前頭洞骨切り術)をお受けになられた患者さんです。

眉骨を下げるには主に以下の二つの方法があります。
1.眉骨削り術・・・・・・・削る方法で眉骨を引っ込めます。 ただし削れる量に限界があり、かなり眉骨がでている人をこの方法で引っ込めようとすると前頭洞が開洞してしまい、おでこにペコペコした領域ができたり、あまりにも薄くなった前頭洞前壁がなんらかのきっかけで骨折してやはりペコペコした状態になる可能性があります。 その際の改善には人工骨等を用いた修正手術が必要です。

長所は手技的に容易であり額アパタイト形成と併用することによりより滑らかで丸い額を形成することができます。
短所は眉骨がかなりでているケースにおいて眉骨のみを後退させたい場合は満足いく後退量が得にくい点です。

2.眉骨セットバック術(前頭洞骨切り術)・・・・ 眉骨を一旦頭蓋骨から取り外し、セットバック(一式後方移動)して骨癒合させる方法です。
長所は眉骨のセットバック量(後方移動量)を多くとることができる点です。
短所は前頭洞粘膜の損傷が生じる可能性があり何十年か後に前頭洞粘液のう胞等生じる可能性があることです。



本日御紹介の患者さんは敢えてセットバックを行わず額アパタイト形成にて丸みをおびた額を得ることにより女性さしらを得ることができるので額アパタイト形成術で良いのではないかもしくは眉骨削りとアパタイト額形成でよいのではないかとお話させていただきましたが、眉骨のみを後退させたいとの強い御希望にて眉骨セットバック (前頭洞骨切り術)を行いました。



眉骨セットバック術(前頭洞骨切り術)では赤線部分のでている骨をセットバックしその周囲の骨を削ります。
d0092965_2365758.jpg


上記赤線枠内に相当する前頭洞前壁部骨片です。  これをセットバックし周囲の前頭骨に固定します。
d0092965_2373232.jpg



上段:術前です。
下段:術後約2週間再診時です。
d0092965_2375074.jpg

手術は冠状切開法でおこなっています。  もっと凹ましたかったとの御感想で「まあ満足(4/5)」とのことでいした。 まだ術後2週間なので腫れています。 輪郭手術の完成は術後約半年かかります。

またセットバック量はこれ以上セットバックすると陥没しますし、それに合わせて周囲の骨を削ると骨強度的に好ましくないと考えます。 どうしても女性らしい丸みを付加させたければ額アパタイトもしくは額セメント術が適応かもしれません。

またの御再診をお待ちしております。

眉骨セットバック (前頭洞骨切り術)のリスク
1.全身麻酔にともなう麻酔の事故のリスク  : 喉頭痙攣、気管支痙攣、肺塞栓症 などによる事故→運が悪ければ死亡
2.感染症
3.術後数十年経て術後性のう胞の発生の可能性  →感染して腫脹等生じ、摘出術の必要が生じる可能性あり。


追記記事 20110624   ,   20140524

先日お心遣いをいただきました。
d0092965_30474.jpg

ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
[PR]
by shirayuribeauty | 2011-02-20 00:19 | 美容外科
<< 埋没二重形成術 鼻孔縁拳上術術後約半年 >>