小陰唇縮小術、陰核包皮縮小術 術後経過について
今日は大晦日です。

今年は脇山先生(若先生)が美容外科の研鑽を深めたいと美容外科専攻レジデントとして入職され、当院もより活気ある一年となりました。
また多くの患者様方にお会いでき自分ながら一刀一刀に一念を込めて執刀してきましたが各々の方々にどれだけお役に立てたのか年末の今 自問自答しています。

皆様のお陰で今日のしらゆりビューティークリニックがあると思います。
ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

本日ご紹介の患者さんは小陰唇縮小術、陰核包皮縮小術をお受けになられ、術後経過について患者さん御自身で記録写真をとられ「他の患者さんのお役に立てば」と患者さんの篤志により症例写真をご提供くださいました。
写真をエキサイトブログでご紹介させていただくも規約違反に該当するとのことで何度も削除され画像修正を余儀なくなされ、患者さんのご厚意に報いることができず忸怩たる思いでありました。
今回写真の整理の際に2年前の写真を発見しましたので患者さんの篤志に報いるため再度ご紹介させていただきます。
患者さん自身で記録をとられた術前から術後80日までの写真になります。 術後は色が変わったり腫れたりして不安であろう患者さんの参考になればというお気持ちより御厚意にてご提供を申し出てくださりました。

左より
・術前
・術後3日後
・術後11日後
・術後1ヵ月後
・術後2ヵ月後
・術後80日後  になります。
(写真はエキサイトブログの規約に抵触する可能性があるためリンク先のブログで表示しています)

仕上がりはきれいにご希望のサイズになられてご満足いただけたとのことで順調な経過です。

時間の経過とともに腫れや硬さ等変わってきますので婦人科手術に限らず美容外科手術はやはり半年は様子を見ていただきたく思います。

小陰唇や大陰唇縮小手術の麻酔についてよく聞かれます。
私が行っている麻酔の方法は以下の五通りがあります。

1.局所麻酔
長所:最も安全 (それでも麻酔薬に対するアナフィラキシーショックの可能性は数十万件に1件程度はありえる。)
短所:他の2.3.4.5と比較すると麻酔時に最も痛い方法なので麻酔薬注入時の疼痛軽減のために麻酔薬のPH調整、吸入ガスの使用、表面麻酔剤の使用等を行い複合的方法で痛みを軽減する。

2.陰部神経ブロック
長所:他の3.4.5.の方法に比べてリスクが少ない。痛みが少ない。
短所:万が一血管内に麻酔薬が入れば局所麻酔薬中毒を発症する可能性、麻酔施行医がこの方法に不慣れな場合、膣、直腸の各粘膜穿孔のリスク、麻酔施行時の不快感

3.硬膜外麻酔(仙骨神経ブロック)
長所:比較的安全で痛みが少ない
短所:2.と同じく万が一万が一血管内に麻酔薬が入れば局所麻酔薬中毒を発症する可能性。 くも膜下ブロックになってしまうと歩行能の再回復に4~5時間を要する場合がある。 その際注入麻酔量が多いと全脊麻(→心肺停止)の危険もなきにしもあらず。

4.サドルブロック(くも膜下ブロックの一種)
長所:会陰部肛門部のみに麻酔が効くため運動機能(歩行能)の障害がない。
短所:急激な血圧低下、悪心、嘔吐の可能性。くも膜という髄液がはいっている膜に針で穴をあけて薬物を注入するため手術後に髄液減少にともなう頭痛がでることがある。

5.全身麻酔
長所:意識がない間に手術が終わる。 
短所:完全な意識回復まで個人差があり手術当日の帰宅は安全確保のためタクシー等を要する。


どの方法がベストかはその患者さんが希望する麻酔形態(意識をなくしたいかとか、痛みをとにかく感じたくないとか、可能な限り安全に行いたい等)によりますから私の場合は上記5種の方法から患者さんと話し合いケースバイケースで選択しています。



先日お心遣いをいただきました。
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ありがとうございます。 せめて熱意と情熱だけでも日本で一番の美容外科医になれるよう頑張ります。
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by shirayuribeauty | 2009-12-31 22:50 | 美容外科
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