NICR:Non Incisional Calf Reduction  ふくらはぎスリム形成術 術後3か月
今日は11月4日ですが明日11月5日は1952年に広島に訪れたラダ・ビノート・パール博士(極東国際軍事裁判において判事を務め、同裁判の11人の判事の中で唯一、被告人全員の無罪を主張した「意見書」(通称「パール判決書」)の作成者)が原爆慰霊碑の「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」という碑文に憤慨し(原爆投下という過ちを犯したのは米国であるのに日本人が日本人に向かい「過ちを繰り返しませぬ」と謝っているため)、広島県本照寺に建立された「大亜細亜悲願之碑」に碑文を書かれ署名した日になります。


激動し 変転する歴史の流れの中に
道一筋につらなる幾多の人達が
万斛(ばんこく)の想いを抱いて死んでいった
しかし
大地に深く打ちこまれた
悲願は消えない


抑圧されたアジアの解放のため
その厳粛なる誓いにいのち捧げた魂の上に幸あれ

ああ真理よ
あなたはわが心の中にある
その啓示に従ってわれは進む


For the peace of those departed souls who took upon themselves the solemen vow at the salavation ceremony of oppressed Asia, "OH! Lord, thou being in my heart, I do as appointed by you
前半 筧住職  後半青文字 パール(Radhabinod Pal)博士 碑文作成




本日ご紹介の患者さんはふくらはぎスリム形成術 (NICR(非切開式腓腹筋退縮術):皮膚切開を行わず選択的神経処理を行う術式:ふくらはぎの内側・外側双方の筋肉に有効)をお受けになられた患者さんです。
ふくらはぎスリム形成術はふくらはぎの太さが筋肉に主原因がある方が適応になります。
脂肪が主原因と考えられる場合は脂肪吸引が適応となります。

左:術前です。                 右:術後約3か月再診時です。
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
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御感想もご満足(5/5)と順調な経過です。


NICRの考えられる主たるリスク
1.術後血腫
術後血腫を生じそれが吸収されるまで歩行困難を生じる可能性があります。
 術後1週間は日常生活に必要な歩行以外はなるべく安静にしてください。 術後翌日から立ち仕事でハードな勤務をされた方の下腿に血腫が形成されその結果足が腫れ、連日勤務を痛み止めを飲みながら続けた結果、術後日に日に症状が悪化し一時的に歩行障害を生じたケースがあります(その後治療により全快しました)。 

2.動静脈瘻が生じる可能性
約2000~3000件のNICR臨床経験があるとおしゃっている韓国のCho医師によると一例手術部位の動静脈瘻が生じたケースがあるとのことでした。 そのケースは塞栓術を行い後遺症なく治癒したとのことです。

3.施術を受けた10%の人は戻りが生じる可能性。
約2000~3000件のNICR臨床経験があるとおしゃっている韓国のCho医師によると約10%のケースに戻りが生じ、再手術が必要になるとのことです。 私も同じ感触を得ています。
高い施術費をいただき効果がなければ申し訳ないので私の場合現在麻酔代程度で再手術を行っています。
NICRの施術をお考えの方は再手術になる可能性があり得ることをよく考慮しお受けになられる予定の施設のアフターケアについて手術前に確認しておくことが重要だと思います。



ふくらはぎを細くする方法としては他にもボツリヌストキシン注射(効果は約4か月)、抗生剤筋肉注射による筋萎縮療法(約一年を要します。ライフクリニックの勝間田先生が研究開発されています)、神経切断術(ふくらはぎの内側の委縮に効果があります)があります。

内視鏡による神経切断術を先日ライフクリニックの勝間田先生の元で勉強させていただきました。
内視鏡による神経切断術は従来の切開手術よりキズを小さくかつ内側腓腹筋を高精度で細くする良い方法だと思います。 

それぞれの治療法に一長一短がありますのでご自身がふくらはぎのどの部位をどのくらい減らしたくまたその精度や持続時間、創の大きさ等色々な要素を担当医から詳しく説明を聞き最終的に治療法を選択されるのがよいでしょう。

先日お心遣いをいただきました。
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ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
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by shirayuribeauty | 2009-11-04 23:11 | 美容外科
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